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一緒に〝チャンプ本〟選び 全国大学ビブリオバトル 盛岡大図書館で9日に予選 東北決戦目指し11人

2019-11-04

9日に開かれる全国大学ビブリオバトルの地区予選に向けて練習する盛岡大短期大学部の学生ら

 新しいスタイルの〝書評合戦〟を繰り広げる「全国大学ビブリオバトル2019~首都決戦~」(活字文化推進会議)の東北A・Bブロック地区予選(本県会場)は、9日午前11時から滝沢市の盛岡大学図書館で開かれる。同大(児童教育学科)の学生は2連続で東北決戦を制し、全国大会に出場しており、リハーサルにも熱が入っている。当日は一般の来場者も〝チャンプ本〟を決める投票に参加でき、「本が好きな人、読み聞かせをしている人など、たくさんの人に参加してほしい」と呼び掛けている。

 全国大学ビブリオバトルは今年10回目。盛岡大で地区予選が開かれるのは3回目になる。県立大から引き継ぎ、「海辺の図書館」が主催する東北各県の予選会場に手を挙げた。今年は10月12日の開催予定が台風19号の影響で、「読書週間」最終日の9日に延期。選ばれた一人(チャンプ本獲得者)は、16日にせんだい3・11メモリアル交流館(仙台市)で開かれる東北地区決戦に出場する。

 出場者は盛岡大と同短期大学部、岩手大の11人。「バトラー」と呼ばれる発表者がお気に入りの本を持ち寄り、5分の持ち時間で本の面白さを伝える。バトラーと観客全員で、一番読みたくなった本(チャンプ本)を多数決で選ぶ。

 盛岡大短大部幼児教育科からは絵本・児童文学ゼミ(丸山ちはや助教)の2年生5人が出場。リハーサルで丸山助教のアドバイスを受けた中村美南さんと小田嶋佳音さんは「好きな本への思いはあるが、それを観客にうまく伝えられるように話すスピードや姿勢などを工夫したい」、藤原愛さんは「人前で話すのは得意ではなかったが、練習を重ねて本番では堂々と発表したい」と話す。

 中村さんら2年生は前年度に続いて2度目の出場で、丸山助教は「この1年、保育実習などで経験を積んできた学生たちに成長を感じる。社会に出れば人前で話すことが増えるので、度胸をつけてほしいというのが一番の思い」と期待する。

 県内大学図書館のネットワークを通して参加を呼び掛けてきた同大図書館の金野育生係長は「文学部や幼児教育科がある本学の特徴を生かすことができ、社会で求められるアクティブラーニングやプレゼン能力を高める一助にもなっている。学生が本に親しむきっかけを作り、その楽しさを大学図書館を通して地域に広めていきたい」と話している。

 地区予選会場への入場は自由(申し込み不要)。会場の盛岡大図書館は国道4号沿いの大学敷地内にある。全国の〝チャンプ本〟を決める「首都決戦」は12月22日に東京・よみうり大手先ホールで開かれる。

 問い合わせは、同図書館(電話688-5561)。



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