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- 動物を描く思い新たに イラストレーターのoperappleさん 「DEAR ANIMAL ART」に参加
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2023-11-16
「DEAR ANIMAL ART」の自身のページを紹介するoperappleさん
リラクゼーションギャラリーハウス「スマイルドロップ」(紫波町二日町北七久保127の6)を運営するイラストレーターでセラピストのoperapple(おぺらっぷる)さん(本名・本田節子さん、56)が、7月に刊行されたアート書籍「DEAR ANIMAL ART」(マユミ・インターナショナル刊、税込み5404円)に参加している。オーダー(依頼)を受けて飼い犬などのイラストを描き、ペットを亡くした人のつらさを軽減させる思いも持つoperappleさん。「このこともきっかけに、ペットロスのケアにも改めて力を入れていきたい」と気持ちを新たにしている。
同書籍は、動物をテーマに制作する40人の日本人アーティストのイラストや立体作品などを収録。ネット通販サイトのアマゾンで購入できる。マユミ・インターナショナルはオーストラリアに拠点を置くマネジメント会社で、参加の打診はSNSを通じて受けたという。
operappleさんは、これまでオーダーを受けて描いた作品から5点を、依頼者の許可を得て掲載。亡くなったペットを描く依頼を受けることも多いといい、雲の気球に乗る仲良しの2匹、思い出の場所で待ち合わせする姿など、温かなストーリー性のある作品群が紹介されている。
「人生で動物にすごく助けてもらったという感謝があるので、恩返ししたいと思って描いている。亡くなったペットも、ママ(飼い主)が笑ってくれたら、1番うれしいと思うので」と作品に思いを込める。
普段はSNSで主に作品を発表しているが、書籍の刊行に「紙の本で残るので、SNSを見ない人に届く可能性もある。海外の人にも少しでもほっこりしてもらい、こういう表現方法があると知ってもらうきっかけにもなれば」と期待する。
新型コロナ禍の影響で活動が制限されたが、今後はペット似顔絵ワークショップも開催する予定。
現在、モニターを募集している。内容の詳細、申し込みはoperappleさんのインスタグラムで案内している。
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