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黒ビール「シュバルツ」世界一 盛岡市のベアレン醸造所 独のファイネス・ビア・セレクション2023 首位の国際ビールオブザイヤー

2023-12-07

 国際ビールオブザイヤーの受賞を報告するベアレン醸造所の嶌田社長(左)と内舘盛岡市長。ビールは手前左から「ベアレンシュバルツ」「べアレン ザ・デイ トラッドゴールドピルスナー」

 盛岡市北山のベアレン醸造所(嶌田洋一社長)が製造した黒ビール「ベアレンシュバルツ」が、世界の優れたビールの中で1位の栄誉に輝いた。ドイツ・バイエルン州ミュンヘン近郊で開催された国際ビールコンクール「Finest Beer Selection(ファイネスト・ビア・セレクション 2023)」で、国際ビール部門の第1位・国際ビールオブザイヤーを受賞。ドイツ以外の国のビールを評価する部門で、2位には同社の「べアレン ザ・デイ トラッドゴールドピルスナー」 が入り、盛岡で生まれた「ベアレン」のビールが世界で高く評価された。

 嶌田社長(56)が6日に内舘茂盛岡市長を表敬訪問し、受賞を報告。「盛岡市民に愛されているこのビールが世界でも高く評価されたことは、とても誇らしい」と喜びを表し、「ビールは作った所で飲むのが一番おいしい。人が集まるビールを作りたいという思いがずっとあったので、盛岡にビールを飲みに来る、おいしいものを食べに来る人が増えるとうれしい」と話した。

 内舘市長は「盛岡のビールが皆に愛され、全国、世界に広がっていく。一緒に頑張っていきましょう」と期待を込めた。
 同コンクールは今年初めて開催。世界中のテイスティング専門家が醸造所ごとの哲学や背景、ストーリーを考慮しながら、生産者としてのクオリティーとビールの味わいを総合的に評価する品評会。世界18カ国、約200のビール醸造所から880種類のビールが出品され、日本からは5社がエントリー。100点満点のスキーム(枠組み)で90点以上を獲得した248種類が最高級ビールセレクション2023に選出された。

 「ベアレンシュバルツ」は03年から製造販売され、長く愛されている商品の一つ。香ばしさとまろやかさのバランスが良く、口当たりの良い黒ビール。ドイツ国内の最優秀ビールの96点に次ぐ、95点の高得点を獲得した。「ベアレン ザ・デイ トラッドゴールドピルスナー」は雫石工場が開業した19年から製造。伝統的なピルスナータイプの缶ビールで、こちらも93点の高得点を獲得した。

 地ビールの製造を始めて20年になる同社が、世界的なビールのコンペティションに出品するのは初めて。嶌田社長は「地域に根差したビールを作りたいという思いでやってきた中での受賞。育ててくれた市民、県民の皆さまにも誇りに思って飲んでいただければうれしい。改めて地域を代表するブランドになっていきたいと思いは変わらず、今回の受賞が多くの人にベアレン、盛岡を知ってもらうきっかけになれば」と話していた。



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