2024年
4月21日(日)

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母校にありし名物の味 盛岡スコーレ高卒の三浦さん 閉店のパタタのメニュー 盛岡信金本店敷地内 キッチンカーで営業

2024-02-08

盛岡信金本店駐車場で初出店したキッチンカー「のっけごはんあるじぇ」の三浦奈津美さん(中央)

 2022年9月に惜しまれつつ閉店した盛岡スコーレ高校(盛岡市向中野)敷地内のレストラン「スコーレパタタ」の人気メニューが味わえるキッチンカー「のっけごはんあるじぇ」が昨年12月から営業を始めている。パタタで調理・メニュー開発担当として18年勤務した三浦奈津美さん(56)がオーナー兼店長を務め、このたび初めて起業した。盛岡信用金庫では、販路拡大支援事業として盛岡市中ノ橋通の本店駐車場のスペースを提供。7日に初営業を迎えた。

 パタタはスコーレ高の学園ケチャップなどを使用したメニューが楽しめるレストランとして04年に開業。一昨年、新型コロナの影響などにより閉店を余儀なくされたが、地域から惜しむ声が多く寄せられた。

 スコーレ高卒でパタタに勤務していた三浦さんは、レストランの味の復活を目指しキッチンカーの出店を決心した。同級生でごはん家あっちゃん(盛岡市上田)の伊藤敦子代表が調理場の提供などで協力した。

 同金庫本店駐車場は、時間貸しの有料駐車場として23台分のスペースを有する。本店融資課の鈴木美穂課長(42)は、「当金庫でも初めての試み。応援させていただけるのも地域密着のもりしんならでは。店舗や駐車場などを活用し、支援につなげたい」と話す。

 キッチンカーはまちの洋食屋をイメージし、木製の窓枠と赤いタープを備え、後部ドアはれんが模様のデザインとした。

 メニューは「ふわとろオムハヤシ」(税込み800円)、「お包みオムライス」(同)、日替わりスープとのセット(1千円)、サラダなど。陸前高田産のゆずを使用した手作りジャム(大600円・小400円)、ゆず茶(300円)も販売する。

 三浦さんは「パタタの常連だった皆さんが、閉店をもったいないと言ってくれた。夫もやってみたらと後押ししてくれた。盛岡信用金庫にいちから相談し、創業できた」と喜ぶ。

 本店駐車場での出店は、毎月第1・第3水曜。ほかクリナップ盛岡ショールーム(盛岡市向中野)が毎週火・木・金曜、吉昭石材工業西バイパス店(同)が毎月第2・第4水曜と毎週土曜に出店する。営業時間は午前11時から午後3時まで。

 「店名の『あるじぇ』は盛岡弁の優しい物腰『ありますよ』。キッチンカーで可動範囲が広がる。いろいろな場所でぜひ召し上がってほしい」と三浦さん。調理に腕を振るっていた。



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