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植物との豊かな暮らし提案 雫石町長山堀切野のイーハトーブガーデン 7月5、19日も公開 吉川三枝子さん「徐々に園内充実」

2020-06-23

吉川さん(中央)の案内で花木を見る来園者たち(21日午前)=雫石町長山堀切野

 イーハトーブガーデン(雫石町長山堀切野8)は、植物と暮らすガーデンライフスタイルを提案している。約8千平方㍍の敷地のうち3300平方㍍について期日を定めて公開。花や木など500種類以上が四季折々の姿を見せる。園主の吉川三枝子さん(55)=滝沢市大釜=が約10年前に現地で庭を造り、2017年から公開を始めた。21日に今年最初の公開をし、盛岡市内などからも大勢の愛好者が訪れた。7月5、19日にも公開予定。

 園内はメーンガーデンの他、果樹園、樹木のエリア、キッチンガーデン、ピザ窯もある休憩スペースなどがある。植物の販売コーナーも用意されている。

 21日の公開では、宿根草や低木を中心に見頃だった。「宿根草はきちんと手入れしている場所は県内でも少ないのではないか」と吉川さん。低木もアナベル、バイカウツギ、テマリシモツケ、ロウバイ各種と充実。

 晴天の中、大勢の愛好者や友人らが花木に親しんでいた。

 7月はクレマチスや宿根草が見頃となり、後半にはブルーベリーも実り、販売される。他にもアジサイ、アナベルなど、盛夏とともに花が咲き始める。イネ科のグラス類の穂などもあり、園内の雰囲気も変わる。

 吉川さんは「バラ園は期間が限られるが、四季の花々のいろいろな種類を楽しむことができる。ぜひ参考にしてほしい。キッチンガーデンも野菜を充実していく。おしゃれな野菜庭づくりをしませんか」と呼び掛ける。

 もともと滝沢市の自宅にガーデンがあった。10年ほど前に雫石町の現在地に移した。直後に東日本大震災津波が発災して以降、NPO法人グリーン・フィールズ代表理事でもある吉川さんは被災地支援の活動にも取り組んでいる。

 園内の整備はほぼ人力でこつこつと進めてきた。夫の信幸さん(64)が仕事の合間を縫って協力するなどし、公開は今年で4年目を迎えた。手入れについても土づくりをしっかりとすれば、土が柔らかくなり草取りも楽になるという。

 今後少しずつ植物の種類を増やし、来年以降は季節ごとに公開日を増やし、間断のない庭づくりを目指す。

 吉川さんは「日常生活の中で植物、花や緑と暮らすことで気持ちが豊かになる。私自身が植物とともに豊かに暮らしたいと思っている。新型コロナウイルスで大変な中にあっても、植物は芽が出て花を咲かせるように、生き続ける気持ちを持ち続けられたら」と庭を見詰める。

 場所は雫石チーズ工房東側、コーヒーの店・風光舎と道路をはさんだ向かい側。公開日の開園時間は午前10時から午後3時まで。入場料はないが会場に募金箱を設置している。

 自宅(滝沢市大釜風林514の10)のあるガーデンスタジオは木曜午後に開設される。事前予約で木曜以外のハンギングバスケット講座などにも応じる。

 いずれも問い合わせは電話090―6255―6790へ。



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