2021年
5月10日(月)

全文を読む

よみがえる平民宰相の姿 原敬記念館 大型画面で生涯紹介 サイネージシステム除幕

2021-04-28

原敬の生涯をまとめたサイネージシステムを披露

 原敬100回忌記念事業で制作した紹介映像とそれを表示するサイネージシステムが27日、盛岡市本宮の原敬記念館(山内昭館長)で除幕された。平民宰相の生涯を前編後編合わせて約30分の映像にまとめ、ロビーの大型画面で上映する。除幕式には谷藤裕明市長らが出席し、記念館の新たな目玉を披露した。映像は岩手放送と岩手めんこいテレビのスタッフが制作し、史実に即した明快なストーリーに仕上げた。

 100回忌記念事業の大きな柱として県と盛岡市の助成を受けて取り組んだ。

 記念事業実行委員会委員長の谷藤市長は「原敬の生き方を2本の映像にまとめ、大きな画面で来館者が見えるよう、大型テレビのサイネージシステムが完成した。映像を通じて親近感が増し、遺徳の顕彰に役立ってほしい」とあいさつ。

 山内館長は「システムの導入により、百聞は一見にしかずで原敬の生涯と業績、人間的な魅力を来館の方に分かっていただけるよう、コンパクトな映像にまとまった」と関係者の協力に感謝した。

 盛岡市の千葉絢子県議がアナウンサーとしてナレーションを担当し、同市出身の中村英子さんがリポーターを務めた。盛岡市内と東京都内で撮影され、原敬の足跡を訪ねながら、写真や実写の映像、史料を織り交ぜて構成した。楢山佐渡、エブラル神父、伊藤博文、陸奥宗光などとの関わりを背景に日本の近代史を照らし出す。

 これまでは小さなテレビ画面の資料映像しかなかったため、100回忌にちなみ、高画質の映像作品でスポットを当てた。来館者にロビーで画面を見ながら、展示に理解を深めてもらう。



前の画面に戻る

過去のトピックス