2021年
5月10日(月)

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コロナ禍で2度目のGW 鞍掛山 「密にならないし」 登山口 2年ぶりに山開き式

2021-04-30

あいにくの曇り空だったが、間近に岩手山が見えた

 新型コロナウイルス感染症が全国的な広がりをみせる中での2度目のゴールデンウイーク(GW)が29日、スタートした。東京都などに3度目の緊急事態宣言が発令されて、人の動きが制限され、行楽気分も〝足止め〟された状況。レジャーは3密を避けた形を求め、イベントはコロナ対策を綿密に講じた上で行われている。一方、東北新幹線の利用者の数も極端に少なくなっている。

 滝沢市の鞍掛山(897㍍)が29日、山開きを迎えた。曇り空で、雨がいまにも降ってきそうな天気だったが、山は3密になりにくいとあって、GW初日を登山で楽しむ人が多く訪れていた。登山口にある同市鵜飼安達のたきざわ自然情報センター前では、2年ぶりに山開き式が行われた。

 山開き式で、主浜了市長は関係者や登山者約50人を前に、「鞍掛山は岩手山と同様、市を代表する山で、観光資源の一つ。年齢、季節を問わず楽しめる。多くの皆さんが来てくれればと思っている。鞍掛山の無事故と山岳愛好者の健康を祈る」とあいさつした。


木立の中を山頂目指して登る人たち

 訪れた登山者は、マスクの着用、手指消毒などのコロナ対策をし、クマよけの鈴を身に着け、足元を気にしながら山道を歩いていた。

 頂上では、北西にある岩手山をバックに「鞍掛山頂上」の看板と一緒に写真に収まる姿もあった。

 盛岡市北夕顔瀬町の自宅から自転車で約1時間半かけてやって来た藤政雄さん(80)は、山開き式前と式後に2度、登った。鞍掛山には年間100回から120回登っているという。「今月は10回目。健康維持のために登っている。密にならないし」と話していた。

 友人と一緒に登っていた同市松尾町の60歳代主婦は、初めて登った山が富士山、次が岩手山で、この日が3回目の登山。「コロナの影響でどこにも出かけられないので、山登りにした。天気が悪い予報だったが、今年は鞍掛山から登山を始めようと決めていた。次は姫神山に登りたい。山にはストレス解消、癒やしを求めている」と心地よさそうに汗をぬぐっていた。



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