(本紙連動企画)好評連載! 居酒屋店主の 「岩手の馬に乾杯」

 「牝馬の夏がやってきた」 タイムチャレンジレース (6月26日)
 「熱い夏がやってきた」とブン屋のカズさん。「夏は牝馬や。ガレた牡馬などいらん。牝馬を買え!」とダンツのオヤジががなりたてる。そうだ、夏は牝馬が激走する季節だった。
  「確かにここのところの万馬券は牝馬がからんでいるな」とカズさん。やはりダンツのオヤジは侮れない。
  タイムチャレンジレース。「牝馬やからBマロンシャンハイが逃げるんやろうな」とオヤジ。有力馬の@ブラックベスとEサージェリーは後方待機。「ここはノーマークで逃げれそうやな。狙うで」。
  転入以来パーフェクト連隊を誇る@ブラックベスを軸にBマロンシャンハイの逃げ、同じく牝馬Cゲイリープリズムの安定度を評価する。一発大駆けでFコウヨウロマンス。この3頭で牝馬の包囲網を仕掛ける。「夏は牝馬やで?」。
                                                      (居酒屋店主)
 「馬券はワイドだよ」 姫神賞 (6月19日)
 「馬券はワイドだよ。あなどるべからず」と競馬オタクのマモルくん。「例えば、Dハセノエブロスの前走、エクセレントカップを検証してみよう」。ハセノエブロスとマイニングプレスの人気馬の決着で馬連は170円の配当。ワイドで1番人気のハセノエブロスから人気順に3点流せば3着の4番人気馬ユキノツウシンまでゲットできる。2点的中で450円の配当。馬復より配当は上回る。「軸が固いレースほどワイドは威力を発揮する」。
  姫神賞。やはりDハセノエブロスから。今季5戦3賞。ポスト、トニージェントの期待がかかる。「ハセノエブロスからワイドの軸流し」とマモルくん。Cトキオパーフェクト、Gエスエヌハヤテ。転入2戦目の@ケージーアフリートの高配当まで狙う。「勝負馬券はワイドだよ」。
                                                     (居酒屋店主)
 「有力馬2頭は要らない」 岩鷲賞 (6月12日)
 岩鷲賞。3歳の両雄GトレジャーファンドとJウツミジョンソンが出走する。前走のダイヤモンドカップは3コーナーからこの2頭のマッチレースとなり、3着のDジェベルリーヴァ以下に大差をつけた。「この2頭が抜けている。馬券的な妙味は少ないな」とノッポのおしげ。
  「どうして?そんなことはないわよ」とヘルパーのミーシャ。「有力馬のGかJのどちらか1頭を切って、ワイドの3頭ボックスを決めるのよ。有力馬の1頭がコケたら、ワイドでバッチリ高配当でしょう?」。
  確かに先行したい有力馬が外枠に集まった。1コーナーまでの位置取りで展開のアヤも考えられる。「Gトレジャーファンドは捨てれない。あとは前走の七時雨賞で万馬券をプレゼントしてくれたHセキトシャンハイとKのボックスよ」。
                                                   (居酒屋店主)
 「いまの岩手にトニージェントを負かせる馬はいない」 みちのく大賞典 (6月5日)
 「いまの岩手にGトニージェントを負かせる馬はいない」とノッポのおしげ。「@フルグラトルが凱旋、帰郷してきたけどね」。
  みちのく大賞典。フルグラトルは3歳時、岩手のダイヤモンドカップを制し、将来の大器と期待された馬。けれどもその後勝ち星をあげることができず、南関東に移籍。現在2連勝中で故郷の重賞に挑んできた。「南関東の格付けがΒ3級。あのタイキシェンロンがΒ1格付けだったことを考えると、残念だがここでは力不足」とブン屋のカズさん。「岩手勢の2着争いだな」。
  「Cハヤブサか?」とおしげ。転入初戦はデンゲキヒーローの2着、前走はマツリダブロッコに完勝した。そして前哨戦を制したHエアウィードの安定度を評価する。「ここはいっそGトニージェントに3年連続年度代表馬を狙ってもらおうか」。  
                                                   (居酒屋店主)
 
   岩手の馬に乾杯       筆者紹介 居酒屋店主(中村 守) 

 1961年、盛岡市生まれ。盛岡市内で居酒屋を営む。あのころ僕のヒーローは小西重征騎乗のウィスカーだった。そして30年。競馬場にむかうとあのころのトキメキがいまだに甦ってくる。だから僕はペンを執った。 このトキメキを伝えるために。

 
 
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