(本紙連動企画)好評連載! 居酒屋店主の 「岩手の馬に乾杯」

 「勝ち運に見放されてるヤツっているよな」 すずらん賞 (8月28日)
 「馬券で勝ち運に見放されてるヤツっているよな」と競馬オタクのマモルくん。「例えばこうだ。相棒に穴馬を教え自分も買っていながら、ヒモをはずしてドボン。けれども相棒はしっかり流して万馬券」。「またこうだ。穴馬をみつけて堅実にワイドの軸流し。その馬が本当に頭できて馬単万馬券。もちろんワイドは的中さ。けれども、なんとも複雑な心境だね」。「それってキミのことかい?」とブン屋のカズさん。「まあね。チキンなハートを大いなるロゴスで克服してみせるよ」とマモルくん。
  すずらん賞。「本命に支持されるのはCマツリダブロッコだろう」とマモルくん。「だから@マイネルレアールから。人気落ちのここは逆に馬単で攻める」。ヒモはCDE。ワイドも押さえて保険にする。「「馬単、ワイドの2本立て戦法さ」。
                                              (居酒屋店主)
 「オペラ産駒の可能性は?」 ひまわり賞 (8月21日)
 「メイセイオペラ産駒のBボナンザーオペラに重賞制覇を期待したいね」とノッポのおしげ。夏の訪れとともに馬が本格化した。ミルキーウェイカップで2着に入り万馬券を演出。続くひなげし賞を制し、岩手最強牝馬の座を手にした。 
  ひまわり賞。「Bボナンザーオペラは、岩手勢の最有力馬にちがいない」とブン屋のカズさん。「けれどもここは遠征馬がそろった。岩手勢はくるしいな」。
  Aハチノライデン。JRAから船橋に転籍。3戦2勝。特別レースを制し乗りこんできた。持ち時計も優秀だ。Iバンアビクトーリャ。こちらも特別レースウイナー。「船橋所属のこの2頭が有力だな」とカズさん。「タイムは遅いが、それは道営特有の馬場のため」。Cドリームチャッターも押さえる。「オペラ産駒の可能性は?」
                                                (居酒屋店主)
 「JRA勢を蹴散らす地方馬はいないんか」 クラスターカップ (8月15日)
 「JRA勢を蹴散らす地方馬はいないんか」とオオマサの兄貴。「マーキュリーカップに続きクラスターカップも大金をJRA勢にさらっていかれるんか」。「強い馬が勝つのが競馬の王道」と競馬オタクのマモルくん。「JRAの層は厚い。ここはまだGVクラス。強い馬がまだまだいるということさ」。
  クラスターカップ。単純にJRA勢のボックス買い。Dハリーズコメットと@ノボトゥルーははずせない。「3着なら地方馬の可能性もあるやろ?」とオオマサ。「でもね、マーキュリーカップ。岩手のエアウイードが勝ちにいってやっと4着。ここも苦しいな」とマモルくん。「岩手のHマンボツイストがいる。道営の老雄Jシルバーサーベルも逃げる。3着はあるやろ」とオオマサ。掲示板に地方馬は、ありや、なしや?   
                                              (居酒屋店主)
 「勢力図はほぼできあがっている」 桂樹杯 (8月14日)
 「芝のオープンクラスの勢力図はほぼできあがっている」と競馬オタクのマモルくん。「最強馬はCサイレントグリーン。次位は安定度でAダイヤモンドヒカリ。この2頭は芝のレースでは必ず上位入線する。あとは横一線だな」。
  桂樹杯。せきれい賞から距離が700b短縮されたところがミソ。その距離適性が鍵を握る。「けれどもサイレントグリーンとダイヤモンドヒカリは外せない」。せきれい賞で2着に飛び込んできたIタイキアルカディアは割り引く。「高齢馬は長距離のゆったりとした流れには対応できても、淀みのないペースではきついだろう」とマモルくん。「台頭があるとすれば、それは若馬」。@ハートドラゴンとBマイネルエクストラを狙う。「連日の猛暑に負けない強さも若駒にはあるはずさ」。
                                                    (居酒屋店主)
 「この思いを伝えるために」  不来方賞 ( 8月 7日 )
 「Kトレジャーファンドで大丈夫なんだろう?」とノッポのおしげ。「前走の敗因が分からないんだがね」。
  不来方賞。「焦点はトレジャーファンド」。前走古馬との初対決、エクセレント競走。一番人気に支持されたが、チグハグなレースで2秒差負けの6着。「その敗因が分からない。指数も落としている」とブン屋のカズさん。「古馬にビビッたのかね?軽くあしらってほしかったな」。
  けれどもここは3歳戦。負けるわけにはいかない。「ダービーグランプリで頂点を極める夢を抱かせる唯一の馬だからね。本命だよ」とカズさん。
  相手は素直にミルキーウェイカップ組を上位に評価する。A、E、M。トレジャーファンドから馬単で勝負する。「配当の高低ではない。この思いを伝えるためにもね」。
                                               (居酒屋店主)
 
   岩手の馬に乾杯       筆者紹介 居酒屋店主(中村 守) 

 1961年、盛岡市生まれ。盛岡市内で居酒屋を営む。あのころ僕のヒーローは小西重征騎乗のウィスカーだった。そして30年。競馬場にむかうとあのころのトキメキがいまだに甦ってくる。だから僕はペンを執った。 このトキメキを伝えるために。

 
 
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