(本紙連動企画)好評連載! 居酒屋店主の 「岩手の馬に乾杯」

 「マツリだマツリだお祭だ」  ジュニアグランプリ (9月23日)
 「マツリだマツリだお祭だ」とノッポのおしげ。「Aマツリダアーティスと@マツリダラスカル。同一馬主のワンツーしかないだろう」。
  ジュニアグランプリ。「残念なのはダンディーキングが出走してこなかったことだな」とブン屋のカズさん。「ダートなら断然強い。2歳ながら、すでに古馬B級のタイムをたたきだしている。なんといっても母がアラブだ。雑草がエリートを叩きのめす、そんなサクセスストーリーの予感に満ちている。芝でも相当走るだろう」。
  そのダンディーキングが出走しないここはマツリダ2頭に期待しよう。社台ファーム産駒のEレディーデピュティにもなにかしら思惑がありそうだが、「マツリダアーティスで大丈夫だろう」とカズさん。なんせ今年のテーマは逆境からの再出発だ。
                                          (居酒屋店主)
 「さあ、秋の盛岡ロングラン開催」 八幡平特別 (9月18日)
 「さあ、秋の盛岡ロングラン開催が始まった」とブン屋のカズさん。「明日はダービーグランプリ、来月には南部杯も控えている。岩手競馬の秋を堪能しよう」。
  「自慢話をしてもいいかい」とカズさん。「今季の競馬の収支がプラスなんだ。驚きだろう?」「秘けつかい?一番人気馬を無条件に切り捨てること。そしてワイドの3頭ボックスにしぼるのさ。おかげでワイドの万馬券を今季2本もゲットした」。
  八幡平特別。「芝適性の高い馬と近走好調の馬が重複している。ここは固そうだ」。@プリンセスオズマを軸にAミススズラン、Cゲイリープリズムの争い。「だから@プリンセスオズマを切る。そして前走謎の激走を演じたFトミケンハンターの逃げ残りの再現を狙う。どうだい?」。
                                           (居酒屋店主)
 「消去法で選ぶと浮上するのは…」 青藍賞 (9月11日)
 「南関東対岩手勢の対決だね」と競馬オタクのマモルくん。青藍賞。南部杯への優先出走権をかける。「南関勢はみんなこの暑い夏に一息いれたようだ。レース間隔があいている。その調整過程が不透明だ」。Gタイキシェンロンだけが順調に使われているが、成績がいまいちパッとしない。「遠征してきたシアンモア記念の勝利以後、南関では勝てずにいる」。栗駒賞で最後方から2着に突っ込んで来た@ファイブビーンズも2カ月ぶりの実戦だ。
  実力では全国に通用するJウツミジョーダンも1月の川崎記念以来の出走。「消去法で選ぶと浮上するのはAエアウィードだろう?」。相手もすずらん賞を制したCローランボスコ。底を見せていないEエビスイーグル。秋のGT前哨戦。「岩手勢の勝利を期待しよう」。                                               (居酒屋店主)
 「水沢1800bには魔物がひそんでいる」  セプテンバーカップ ( 9月 4日 )
 「水沢1800bには魔物がひそんでいる」とプログラマーの三太郎。「ほら、先週のあのカームが勝ったレースを思い出せよ」。若手の高松騎手がコスモシュプールでノーマークの大逃げを打った。2番手につけた大本命のカームは悠々と構え、捕まえにいく気配すらない。「あれでは後続馬は動けない」。直線でカームが8番人気のコスモシュプールを交わしただけのレース。「馬券をはずしたファンは八百長だと悔し紛れにさけんでいた。競馬がわかってないね」。
  水沢1800bセプテンバーカップ。「魔物はいるかい」とブン屋のカズさん。「魔物以上にクセ者だ」と三太郎。「順当ならAミナミノサニーオーとGミススズラン。けれども全馬に勝つ可能性がある。DテツノセレクトとFタガジョーヴェルデの芦毛はどうだい」。
                                            (居酒屋店主)
 
   岩手の馬に乾杯       筆者紹介 居酒屋店主(中村 守) 

 1961年、盛岡市生まれ。盛岡市内で居酒屋を営む。あのころ僕のヒーローは小西重征騎乗のウィスカーだった。そして30年。競馬場にむかうとあのころのトキメキがいまだに甦ってくる。だから僕はペンを執った。 このトキメキを伝えるために。

 
 
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