(本紙連動企画)好評連載! 居酒屋店主の 「岩手の馬に乾杯」

 「競馬は馬券だ。勝つか負けるか」 白菊賞 (11月27日)
 「競馬は馬券だ。勝つか負けるか、損するかもうけるかだ」とオオマサのアニキ。「競馬を文化として語ろうとするヤツは、馬券で勝てない負け組さ。オレは馬券でもうけて競馬を投資として語ってみせる」。
  白菊賞。「だが、ここはチョッとやっかいだ。2歳の牝馬はデリケートだからな」。有力馬は絞りやすい。あのアテストと1着を分け合った若松賞、続くプリンセスカップと2連勝中のAワタリレディーを筆頭にKJHB@。「ここからだ。どこまで絞り込めるかが、馬券の勝ち負けを決める」。有力馬は後方から競馬を進める。「KゴールデンパンジーとBインパクトフェリーが楽に先行できるだろう。ペースも上がらない。馬場も軽くなりそうだ。Aワタリレディーからこの2点で仕留めてみせるさ」。
                                              (居酒屋店主)
 「何か悲しい気分だな」  阿久利黒賞 (11月20日)
 「何か悲しい気分だな」と競馬オタクのマモルくん。「そんな気分は馬券を当ててスカッと吹き飛ばすしかないだろう」とノッポのおしげ。「その競馬がなんとも悲しいじゃないか」とマモルくん。阿久利黒賞。
  「3歳戦だろう。ダービーグランプリを思い出してごらん」とマモルくん。「優勝したカネヒキリとAマツリダパレスとのタイム差が4秒。50メートル以上も離されている。やりきれないね。かなわないよ」。
  サンデーサイレンスの導入で、日本の競走馬のレベルは世界のトップと差のないところまで成長した。けれども一方でJRAと地方競馬との格差はますます拡大することになった。「その差が4秒だよ。逆転なんてとても。Bウツミジョンソンにそのうっぷんばらしを期待しよう」。相手はIGAまで。「けれども何か悲しいな」。                            (居酒屋店主)
 「タイム比較以上に道営勢は強い」  南部駒賞 (11月13日)
 南部駒賞。「盛岡タイムス社のホームページを開いてごらん」と競馬オタクのマモルくん。「そして岩手競馬をクリック。ほら、出てきただろう。2歳馬指数上位ランキング」。1位ダンディキング。2位アテスト。「そのダンディキングが軽い球節炎で回避したここはJアテストしかないだろう。若駒賞で1位のダンディキングを破っている」。
  「タイム比較以上に道営勢は強い」とプログラマーの三太郎。「冬樹が騎乗するAロイバークラフト、Iモエレスターダムは外せません」。大井のHウェイオブグローリも好タイムを持っている。「怪し気な馬発見!」と三太郎。Kキリノシコツコ。「距離が伸びた認定レースでアッサリ勝っています」。鞍上も川島騎手に乗り換わり。「もちろん2着付けの馬単で狙いますけどね」。
                                                        (居酒屋店主)
  「盛岡開催のフィナーレを飾って」  北上川大賞典 ( 11月 6日  )
 北上川大賞典。「交流戦だが、盛岡開催のフィナーレを飾って、岩手勢が掲示板を独占するはずさ」と競馬オタクのマモルくん。「勝つのはBウツミジョーダン」。休養明け3走目の赤松杯でようやく勝利。体調が回復したとなれば北上川大賞典2連覇を狙ってきたと見る。「統一GTの川崎記念で3着だ。このメンバーでは一番強いはず」。
  Mエアウイード。「さすがに南部杯では歯が立たなかったけれど、マーキュリーカップの好走のようにGVクラスまでなら十分勝ち負けに持ち込める。ここも有力だ」。Gトニージェント「昨年同様、休養明けの鉄砲使いで挑んできた。北上川大賞典3年連続2着の実績がある。好走するはず」。Hゲイリーエクシード、Jアマデウスまで。「ここで一気に今季の収支にケリをつけてみせようか?」
                                                      (居酒屋店主)
 
   岩手の馬に乾杯       筆者紹介 居酒屋店主(中村 守) 

 1961年、盛岡市生まれ。盛岡市内で居酒屋を営む。あのころ僕のヒーローは小西重征騎乗のウィスカーだった。そして30年。競馬場にむかうとあのころのトキメキがいまだに甦ってくる。だから僕はペンを執った。 このトキメキを伝えるために。

 
 
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