(本紙連動企画)好評連載! 居酒屋店主の 「岩手の馬に乾杯」

 「固いレースは手堅く馬複で」 留守杯日高賞 4月29日(日) 
 「@パラダイスフラワーが最強牝馬であることをこのレースで証明してみせよう」と競馬オタクのマモルくん。留守杯日高賞。@パラダイスフラワーは3月の特別開催レースで、勝利を目前にしたゴール板前、Aマツリダワルツの差し切り勝ちを許した。「マツリダワルツの切れ味ばかりが際立ったレースだったな」。
  JRAのレースに果敢に挑んだ陣営の期待どおり、その潜在能力を発揮した。「最強牝馬はマツリダワルツか?」と印象づけたが、前走の菜の花賞で「負担重量が同じなら負けるはずがない」とばかりにパラダイスフラワーの楽勝。「条件が同じでさらに好枠の1枠を引き当てたのならパラダイスの軸は不動だろう」。相手もAマツリダワルツとCシュクジャンヌ。固いレースは手堅く馬複で勝負する。
                                             (居酒屋店主)
 「1着馬に5頭を指名しよう」 はまゆり賞 4月22日(日)
 「自分が勝手につくったルールで馬券の選択肢をせばめてはいないかい?」と競馬オタクのマモルくん。「例えばこういうことさ。単勝は1頭しかマークしてはいけないとかさ。あるだろう?何頭マークしたっていいじゃないか。勝つ可能性を感じたのなら。馬単だって同じことさ。1着馬を1頭だけに絞っていなかったかい?どうだい?」。
  はまゆり賞。「待ってましたの混戦レース」。「勝つ可能性のある馬は少なくとも5頭はいる。@DEHJ。ここから1頭に絞れる根拠を見つけだせるかい?凡人は黙ってこの5頭を1着馬に指名すればいいじゃないか。2着はさらに幅をひろげてABCまでかな」。「そんな予算はないって?」。「だったら今日はこの1レースに絞ればいいじゃないか。万馬券で返ってくるかもしれないぜ」。
                                                     (居酒屋店主)
 「走れる歓(よろこ)びを力に、前へ」 スプリングカップ 4月15日(日)
 「走れる歓(よろこ)びを力に、前へ」。開幕日にこんなコピーが新聞紙上を飾った。手にしたファンはだれもが「おお、格好いいね」と驚きの声をあげたものだ。
  「オレならこうだな」とオオマサのアニキ。「馬券を買える歓びに胸ときめかせ、もっと買う」。「ナマで観戦できる歓びをキミとともに」。「応援するキミがいるから、声をからして岩手競馬」。「どうだ、うまいもんだろう?ハハハ」。
  スプリングカップ。最強牝馬2頭、マツリダワルツとパラダイスフラワーがいないここは「なんとも小粒なメンバーやな」とオオマサ。マツリダワルツに完敗したCDEHKとA2の格下組AFIJの組み合わせ。「だったら前走人気を背負ってブッ飛んだKセイントセーリングとDカネショウエリートの復活か?もちろん馬券はもっと買う」。
                                                       (居酒屋店主)
 「喜びをいまは仲間たちと分かち合おう」  栗駒賞 (4月 8日)
 「今季もまた岩手競馬を楽しめる喜びをいまは仲間たちと分かち合おう」とオオマサのアニキ。「けれどもひとつだけ言わせてくれ」。「存廃の議論のなかで、競馬関係者の就労問題と岩手競馬の経済波及効果を全面に打ち出して存続の論陣を張った。けれども、低迷してるとはいえ、年間300億円もの売り上げを週3日の営業でたたき出す。こんな商業施設はほかにない。これだけのファンに支持されているのだから廃止するわけにはいかない。そんな一言もほしかったな」。
  栗駒賞。開幕早々から好メンバーが出走してきた。Dヤマニンエグザルトを中心に4歳勢Cオウシュウクラウン、Gテンショウボスの争い。転入2戦目のJニューベリーのあっさり勝ちまである。「さあ、今季はこれまで以上に馬券を買いまくってみせるさ」。
                                                              (居酒屋店主)
 
   岩手の馬に乾杯       筆者紹介 居酒屋店主(中村 守) 

 1961年、盛岡市生まれ。盛岡市内で居酒屋を営む。あのころ僕のヒーローは小西重征騎乗のウィスカーだった。そして30年。競馬場にむかうとあのころのトキメキがいまだに甦ってくる。だから僕はペンを執った。 このトキメキを伝えるために。

 
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盛岡タイムス社
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