(本紙連動企画)好評連載! 居酒屋店主の 「岩手の馬に乾杯」

岩手の馬に乾杯 7月                              
筆者紹介 居酒屋店主(中村 守) 

 

 1961年、盛岡市生まれ。盛岡市内で居酒屋を営む。あのころ僕のヒーローは小西重征騎乗のウィスカーだった。

 そして30年。競馬場にむかうとあのころのトキメキがいまだに甦ってくる。だから僕はペンを執った。

 このトキメキを伝えるために。

 
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 76 「毎年高配当が飛び出す法則」 せきれい賞 (7月25日)

 せきれい賞。芝2400b。毎年高配当が飛び出すことで知られる交流レース。今年も万馬券決着か?

 「8頭立てでは、万馬券の可能性は薄いな」とブン屋のカズさん。「中心はCタイキインフェルノ。岩手の芝のレースの主役。芝では走りが一変する」。

 このインフェルノを芝の「かきつばた賞」で破った@サイレントグリーン。一躍、芝の主役に躍り出た。

 「インフェルノの法則を知ってるかい?」。と競馬オタクのマモルくん。「インフェルノが芝で連に絡む時、そのヒモは必ず人気薄が入着するという法則さ」。

 せきれい賞の人気薄馬を探すと、昨年の優勝馬Aサクラティアラと格下挑戦の高崎Gタイインカローズしかない。「夏は牝馬からという鉄則もある」とマモルくん。この牝馬2頭にインフェルノの法則を託してみるか?。  (居酒屋店主)

 75 「岩手勢の勝利が見たい」 マーキュリーカップ (7月19日)

 「岩手勢の勝利が見たい」とノッポのおしげ。「今年は勝てるよ」とブン屋のカズさん。

 マーキュリーカップGV。「人気を集めるEビワシンセイキに昨年の勢いがない」とカズさん。「Cクーリンガーが今年、佐賀記念、名古屋大賞典を優勝しているといっても、ここ2戦はGVクラスで勝ちきれずにいる。チャンスだ」。

 「怖いのはAメイショウキオウだな。3月の中京記念を勝っている。ダートの実績もある」とカズさん。

 「けれども岩手勢さ」。カズさん。「Gトニージェント、Hバンケーティング、Lシルクディヴァイン。何か不足はあるかい。騎手も村上、イサオ、沢田。中央勢にひけはとらない。ここは勝てるよ」。

 岩手勢GHLの馬単のボックス買いで勝負してみる。「大丈夫。勝つよ」。

                                            (居酒屋店主)
 

 74 「芝適性を見分けるポイントは」 ガーベラ賞 (7月18日)

 「芝適性の高い馬の見分け方がわかったよ」と競馬オタクのマモルくん。「ポイントは繋ぎだよ、つなぎだったのさ」。

 ガーベラ賞。3歳馬の芝の特別レース。「つなぎ。つまりひづめからくるぶし(球節)までの部分が長くて柔らかい馬が芝の適性が高い馬なのさ」。「お勉強したのね」とあねごのクーちゃん。「もちろんさ。芝のはまなす賞の優勝馬Eアイオープナーのつなぎの長さに注目してみよう。本当に長かったなら、このつなぎの理論は正しいことになる。あとはアイオープナーと同じ形状のつなぎの馬を探しだせばいいだけさ」。

 はまなす賞2着の@ハーディスが本線。けれども芝で勝ち星をあげているBCFHIJの逆転まで十分にある。「ところでつなぎの長さを見極めれるの?」とクーちゃん。「ん?」。

     (居酒屋店主)
 

 73 「イサオは雪辱を期している」  ミルキーウェイカップ (7月4日)
 

 「イサオはこのレースに雪辱を賭けて騎乗すると思うな」。ノッポのおしげ。3歳馬の特別レースの前走、サマーカップ。イサオ騎乗の本命馬マツリダブロッコと板垣騎手のエスエヌハヤテ。直線この2頭の一騎討ちの追いくらべ。「見ごたえがあった。岩手の看板騎手イサオが上山から移籍してきた板垣騎手にハナ差競り負けた。悔しかったにちがいない」。

 ミルキーウェイカップ。雪辱を期してイサオが騎乗するのが@ウエストジーニアス。「相手はもちろんIマツリダブロッコ」とおしげ。この2頭は重賞岩鷲賞でも戦い、ゴール直前ウエストジーニアスがマツリダブロッコを捕らえシャンハイジャパンの2着に入った。今季精彩を欠くイサオだが、「本命に推されてキッチリ勝ってみせるのがイサオの本領のはずさ」。

                                            (居酒屋店主)

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