(本紙連動企画)好評連載! 居酒屋店主の 「岩手の馬に乾杯」

岩手の馬に乾杯 12月                              
筆者紹介 居酒屋店主(中村 守) 

 

 1961年、盛岡市生まれ。盛岡市内で居酒屋を営む。あのころ僕のヒーローは小西重征騎乗のウィスカーだった。

 そして30年。競馬場にむかうとあのころのトキメキがいまだに甦ってくる。だから僕はペンを執った。

 このトキメキを伝えるために。

 
 2004シーズン バックナンバー 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 
 
 2003シーズン バックナンバー 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 番外編
 102 「若手騎手にもっとチャンスを」 ゴールデンステッキ賞 (12月31日)
 
「今季のリーディングジョッキーは小林俊彦騎手で決まり」とノッポのおしげ。「最終日を待たずに3度目のリーディング確定だ」。

 村上騎手、村松騎手のムラムラコンビが台頭してきた。「けれども岩手競馬はまだまだ俊彦とイサオを中心に回っている」。

 「若手騎手にも逸材はいる」と競馬オタクのマモルくん。「大坪騎手、木村騎手はサークル内でもっと評価されていい。騎乗馬に恵まれさえすれば良績を残す可能性を秘めている」。

 強気な坂口騎手。逃げ残る山本騎手。平場でも勝てばガッツポーズを決める小林央騎手。「イキの良い若手はいる。若手騎手にもっとチャンスを与えよう」。

 ゴールデンステッキ賞。リーデイングジョッキーの小林騎手Iが先頭で逃げる。リーディングの縮図。競り勝つのはどの騎手だ?

                (居酒屋店主)

 101 「オレが今度もバルクを買うのは」 かまくら特別 (12月26日)

 「オレが今度もバルクを買うのは、ケンカ屋冬樹が再び手綱をとるからじゃない」とブン屋のカズさん。

 「あるかなきかの夢を抱いて上京し、なす術もなくここに帰ってきたオレは、地方育ちのバルクと冬樹に、夢の続きを賭けている。馬鹿だな」。中山グランプリ有馬記念。「Cコスモバルクから馬単。勝っても負けても悔いはない。そうだろう?」。

 「さあ、岩手競馬だ」とカズさん。「明るい話題もある」。ウツミジョーダンが川崎に遠征して勝ちどきをあげた。「やってくれたね」。来季も岩手競馬は存続する。「年度代表馬もこれでジョーダンに決定だ。来季は岩手の看板馬として活躍してほしいね」。

 かまくら特別。「安定度でGコランダムが軸。@ABDが相手。ドカンと大物を狙えそうな混戦だね」。

                                      (居酒屋店主)

 100 「銀行レースの出現だ」 トウケイニセイ記念 (12月19日)

 「銀行レースの出現だ。ギャンブルにチャレンジしてみよう。さあバクチだ、バクチだ」とノッポのおしげ。「万馬券を狙うのも楽しい。けれどもそれは宝クジ。クジ引きさ。ギャンブルは丁半。イチかバチかに賭けるもの」。続ける。「2倍以下の馬券にドカンと賭けることこそギャンブルのだいご味というものさ」。

 トウケイニセイ記念。「HタイキシェンロンとAトニージェントの一騎打ち」とおしげ。Hタイキシェンロンは早池峰賞、3カ月の休養明けで挑んだが、直線息切れして3着。Aトニージェントも4カ月の休養明けの北上川大賞典、勝ちにいって惜しくも2着。「両雄とも休養明け2戦目。年末の重賞路線を狙って調整してきたはず。死角はない。実力どおりこの2頭で決まる銀行レース。丁半、ドカンといってみるよ」。う〜ん…

                             (居酒屋店主)

 99 「再建への大きな第一歩を」 寒菊賞 (12月12日)

  「まじめな話をしよう」とブン屋のカズさん。「競馬組合が申し入れている50億円の融資をあす、県議会が拒否した場合、岩手競馬は来季、運営資金の手当てがつかず開催できない可能性がある」。

 「累積赤字と債務の金額は確かにばく大だ。けれどもここで岩手競馬を廃止すると、競馬とは無縁な県民にまで清算金の税負担を要請することになる。岩手競馬の債務は、その受益者である競馬ファンのお金で返済するべきだ。廃止に追い込んではいけない」。

 「この融資を一時しのぎの延命策ととらえるのではなく、再建への大きな第一歩を踏み出したと理解したい。県議会の賢明な判断を待ちたい」。

 寒菊賞。Gウツミジョンソンが勝つ。相手はE、J。「競馬は祝祭だ。ジョンソンの勝利に乾杯しよう」。

                                  (居酒屋店主)

 98 「逃げ切りか、追い込みか。それが問題だ」 早池峰賞 (12月5日)

  「逃げ切りか、追い込みか。それが問題だ」とノッポのおしげ。水沢スプリント早池峰賞。「盛岡スプリント駒ヶ岳賞はCツルギセンタンが後方一気の追い込みを決めたからね」。

 「このレースの予想を難解にしているのはHタイキシェンロンの取捨」とブン屋のカズさん。タイキシェンロンは10月の南部杯を直前に回避。「完調ならここはまず負けない。休養明けをどう判断するかだ」。

 「もう一つの鍵は1コーナーまでの先頭争い」とおしげ。「逃げるが勝ち。水沢のインコースは逃げ馬が断然有利だ」。@トキオパーフェクト、Aホクトサリバン。逃げ馬2頭が内枠を引いた。「天気も雨模様。軽い馬場。逃げ馬は止まらない」。Aホクトサリバンが逃げる。「よし逃げた。先頭だ。行け。そのまま!そのまま!そのまま!」。

              (居酒屋店主)

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