「地方競馬の再興に向けた取り組み方向について」
〜NARは、地方競馬の再興のために、全国の主催者と協力して次のことに取り組む
(平成16年11月24日、NAR・地方競馬全国協会)
用語解説
1.認定競走
JRAが認定した地方競馬における2歳馬競走をいい、当該競走において第1着となった馬(認定馬)は、地方競馬に在籍したままでJRAが特に指定する競走に優先的に出走できる。全国で行われる認定競走は、平成15年は448競走、16年は451競走。
2.認定厩舎
ホッカイドウ競馬において、調教師が貸付馬房とは別に一定の要件を満たす民間の育成施設(ビッグレッドファーム、社台ファームなど)の馬房を利用できる制度。従来、放牧に出た場合はレースの4日前までに所属する競馬場に入厩する必要があったが、開催日当日に育成施設から競馬場に輸送してレースに出走させることが可能になった。
現在、ホッカイドウ競馬における認定厩舎は19牧場、約170馬房。
3.組合馬主制度
一定の枠の中で所得要件を緩和、新たな馬主層を開拓することを目的に平成14年3月から導入された制度、現在は10組合、36人、登録馬31頭。
組合は、複数の個人同士がそれぞれ出資して共同の競馬事業を営むことを約束する契約を結ぶことによって成立する。組合員数は3〜10人。法人と違って登記などの手続きが不要なため、比較的つくりやすく、個人馬主に比べ必要とされる所得金額が低い(300万円)などの利点がある。
ただし現在は複数の組合馬主の組合員にはなれない制約がある。
4.共有馬制度
馬主の預託料などの経費負担の軽減を目的に導入。当初は4人以内で発足して、平成11年3月から20人以内に共有枠を拡大。現在共有されている馬は約500頭。
平成14年から業者が仲介して20人で馬を共有するシステムを開始し、300人を超える新規馬主登録を行い、現在20人規模の共有馬19頭、11〜19人で共有している馬は合計13頭。入厩先も当初は南関東だけだったが、その後は兵庫、北海道にも広がりつつある。