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紅茶の店しゅんに新しい食事メニュー「ちがうカレー」が登場した。ペースト状に煮込んだ日本流カレーとは異なり、さらさらとしてスープのよう。でもこれがインド流。同店の定番「わがままカレー」とは正反対に、優しさを追求してたどり着いた味はまさしく「ちがう」カレー。スパイスを抑制しながらラム肉の臭みをあまり感じさせないカレーとインド産香り米がよくなじむ。
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【写真】 新メニュー「違うカレー」はピクルス、紅茶とセットで1200円
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ラム肉を使ったカレーを作ろうと取りかかったのは半年前。作っては試すを何度も繰り返したという。わがままカレーは幾つものスパイスをブレンドしたルーは赤みを帯び、見た目通りの辛さを味わうことができる同店の人気メニュー。こちらは、とろみ具合も日本人の抱くカレーのイメージとは極端に離れてはいない。
オーナーの松本征子さんは「新しいカレーはやさしく、やさしくと改良していった」。かくして「ちがうカレー」は常連客の想像をも裏切る味になった。
ラム肉をカシューナッツやヨーグルト、タマネギなどと合わせて煮込たカレーはさらさらで半透明に近い白。薄い輪切りのオクラが、とろみを少し加える。スパイスはほんの数種類に抑え刺激的な味はしない。
オクラは油っぽさの緩和にも。粘りの少ないインド産の香り米・ベスマティとハーモニーを奏でる。カレーの味加減は高級な香り米の風味も楽しめる。
「わがままカレーはインドのカレーとは言えなかったが、ちがうカレーはインド流」と松本さん。紅茶のおいしさを知って店を開いたが、意外にも料理にはインド流のものがなく、待ちに待ったメニューだ。
店は1985年の開業。10年ほど前までインドで茶葉は専売制。オークションに外国人は入ることができなかったが、今は専売制も解かれ、インド・ダージリンの茶園と直接取引している。「茶園のオーナーと飲んで食べて人としての付き合いをしてから、良いお茶を出してくれるようになった」という。
信頼関係のもとに入手できる茶葉で入れた紅茶はストレートで香りと甘みを楽しむのが同店のベーシックスタイル。10年ぐらいたってから紅茶の違いを分かってもらえるようになった。「自分に居心地が良ければ他の人にも良いに違いない。店はゆっくりする場所だと思う。食事もお茶もゆったりとした気分で味わってほしい」というのがモットー。
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| 【写真】 店内は吹き抜けの2階建て。ゆったりした気分でティータイムを楽しめる |
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■紅茶の店しゅん 盛岡市中ノ橋通1の3の15(葺手町)、電話623−3036。営業時間午前11時〜午後8時(冬期間午後7時まで)。月曜定休(祝休日は営業)。新年は6日から営業。
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