2004年 1月 1日 (木)        

■ <雑貨> hatir (内丸)

 盛岡市内丸の雑貨店ハトルは02年の開店。新品の雑貨や家具、衣類と古雑貨、陶器類を展示販売するレトロ調の新業態の店舗。店主の高橋千都さんは7年半、雑貨店を経営する会社に勤務。販売から仕入れなどの仕事に携わってきた。

新旧の雑貨類を販売する雑貨店ハトル
【写真】  新旧の雑貨類を販売する雑貨店ハトル
 30歳を前にして自分1人が食べていける程度に店舗を経営することを決意して退社。自分の価値観に基ずいて仕入れを始めた。

 新品に関しては問屋から仕入れたもののほか、首都圏から直接買い付けをしたものがある。骨とう品も販売するために古物商の免許も取得。新しいものと古いものを同じ場所で販売する考え方には、高橋さんがイギリスやトルコ、東南アジアなどへの旅の経験がある。

 「古い建物が今も活用されていて新しいものと共存していたので驚いた。商品も古いもの、伝統的なものが大事にされている」と言う。店名のハトルはトルコ語で記憶の意味。トルコのカッパドキアを訪ねて付けた。

 「若い人にも古いものの良さを分かってほしい。古物商の免許を取得したのも、骨とう品の競りに出るため。新しいものと古いものを半々販売したい」と言う。

 店舗には、新品ではマフラーやブリキ製の米びつ、黒板なども並ぶ。古いものでは三ツ矢サイダーのコップや電気スタンドなど。最近はアメリカの商品が増えている。50年代から70年代のアメリカではやった商品。ファイヤーキングで知られる当時のブランドを仕入れた。電子レンジは家庭に普及し始めた時代の耐熱ガラス製のマグカップなどが並ぶ。

 客層は30歳代前後。「新製品に飽きた世代が来る。温もり、古さの中に新しさのあるアメリカンレトロが人気。大型店などで販売する流行の商品は置かない。あくまで懐かしさや温かさのある独自な商品を取り扱いたい。海外からも買い付けしたい。街を散歩がてらに訪れてもらうような店舗にしたい」と話している。

営業時間は正午〜午後8時。水曜日休業。電話は622−0582。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします