|
盛岡市馬場町の下橋中学校(三浦晃校長・生徒262人)で10日、第18回立志式が行われた。数え年で15歳を迎える2年生を対象に、同校が毎年開催しているもの。2年生102人がこれからの自分の生き方や夢などを表した言葉を書いた色紙を持って、決意を発表した。
内容の多くは「挑戦」や「未来」「不撓(とう)不屈」など若者らしい勢いのある言葉。中には「一生懸命」や「感謝」「誠心誠意」など、真心を持って未来に向かって行こうとする生徒たちの姿も見られた。
|
|
 |
|
|
【写真】下橋中学校の第18回立志式
|
|
|
|
|
|
2年生を代表して宮一雄君は誓いの言葉を発表。「式を迎えるに当たり、学年テーマを『前進・自分の道を・強き心を身に付けて』と掲げた。夢に向かって前進し、実現させるために必要な土台を築きながら、心身共に成長していこうという決意を込めた。この言葉は自分の道をまい進する力になると思う。昨年10月から生徒会の仕事も引き継いだが、自分たちはよりいっそうの生活面の向上に努め、下級生の模範となれるような学年を目指す。それぞれの決意を胸に一人の人間として自分の行動に責任を持ち、目標に向かって生きていこうと思う」と話した。
三浦校長は「決意の言葉には若者らしい純粋でひたむきな思いが表れていて、自らの道を自らの力で切り開いていこうという強い意志と気迫がみなぎっていた。立志式を数え年15歳で行う理由は二つ。義務教育を修了し、新たな進路に向けて旅立つ日を前に自分なりの生き方、目標をしっかり持つため。昔は物事の善しあしを判別でき、一人前として扱われた14歳という年齢で、学校生活はもちろん、地域社会の一員としての自覚を持って積極的に役割を果たしてほしいため。これから皆の前に待っている険しい道でもきょうの決意を思い出しながら、一歩一歩切り開いて乗り越えてほしい」とあいさつ。
3年生の上田沙利奈さんは「2年生の皆さんはきょうの立志の言葉とともに大人への階段を上り始めた。昨年はわたしたちも決意を述べたが、その言葉は大きな壁に当たったときの支えになっている。苦しいことがあってもあきらめず、強い意志を持って乗り越えていくことが大事。自分たちは卒業間近になり、中学時代の3年間はこれから生きていくことの土台となることを実感している。素直な気持ちを大事にして、本当の意味での自立を目指してほしい。人としてのさらなる成長を願っています」と激励の言葉を送った。
わが子の晴れ姿を見るために、約70人の保護者も駆け付けた。佐々木浩子さんは「娘はちょうど反抗期。式は、一度自分を見直すいい機会になったと思う。決意を見て、こういう思いをしているのかと改めて感じた。いつもの姿を見ているだけでは分からないが、自分なりに考えているんだなと思った」と成長に目を細めていた。
|