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県が岩手山周辺地域振興ビジョンの一環で松尾村の県民の森に整備した森林ふれあい学習館フォレストI(あい)が4月29日に開館した。県産材を使った木のぬくもりを体感できる施設は、森と人とのかかわりや地球環境などを考えさせる。子供たちの大好きな秘密基地なども体験できる。
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【写真】2階の企画展示コーナーから双眼鏡で雑木林の野鳥観察を体験
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入り口ホールに樹齢150年のブナと100年のカラマツ、赤松、杉の計4本の巨木が立っている。直径90センチの堂々とした構えに感心させられる。高さも13・84メートルある。
1階には雑木林の再現林がある。2階の回廊から双眼鏡で眺めて野鳥観察してもらおうという趣向。鳥の鳴き声も流れる。
地球の環境問題について楽しいナビゲーターが案内してくれるゲームや床に描かれた世界地図の上で世界遺産に登録されている森林を映像と音で体感するコーナーがある。秘密基地は丸太で組んである。もちろん、岩手山と八幡平周辺を望む展望室もある。
開所式には関係者ら70人が出席した。県民の森の地域に親しむ会や地元、松尾中学校の自然愛護少年団も参加した。
県の橋田純一出納長が「この地域を八幡平森の駅として位置付けて、環境学習や森林教育を進めるための施設整備をしてきた。森林自然を生かした体験学習や環境問題に関する拠点施設として整備した」とあいさつした。
松尾中学校3年の東舘寿馬君と田村倫実さんが「この松尾村、県民の森に新しく学びと遊びの家が誕生します。温かい木のぬくもりと柔らかく包むほほ笑みがわたしたちを迎えてくれます。もっと知りたい森のこと、もっと遊ぼう森と一緒にわたしたちの未来のために」と開館を宣言した。
総事業費は5億3千万円。建物は2階建て。スウェーデン製のチップボイラーによる全館床暖房を採用し木質バイオマス利用のモデルになっている。
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