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盛岡市西青山の桜庭耕筰さんの陶芸と同市大新町の大久保利康さんの木工芸のジョイント展が9日まで、同市南青山町の西部公民館(小笠原弘榮館長)で開かれている。合わせて約100点の作品が展示されている。3日から5日までは休館。
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【写真】桜庭耕筰さんの「古代の夢」
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約10年前から陶芸を始めた桜庭さんは県内だけでなく、中央展でも活躍。同展には抹茶茶碗を中心に作品を出展。多彩な上薬や土を使い、それぞれに独自の名前を付けている。
最近使い始めたラスター釉では、群衆が喜び舞い踊る姿を表現した「輪舞」やボタンの模様をイメージした「野牡丹」などを出展。油適天目釉では、出すのが難しいという斑点を温度や上薬の掛け方に気を付けて表現。黄伊羅保釉で制作した「古代の夢」は窯から出したときに古代模様を連想し名付けた。
作品は上薬の厚さや流れ、窯の温度などそれぞれの条件がかみ合わないと理想のものができないという。「今までも無我夢中でやってきたが、これからもいろいろな土や上薬に挑戦したい」と話す。
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【写真】大久保利康さんのケヤキの作品
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同展が初めての展示会となる大久保さん(工房利主宰)はケヤキやクルミ、ナラなど6、7種類の木を使った皿や器、花器などを出展。エンジュのカップは、水で溶かした消石灰で表面を焼き、濃い色合いを表現。外側だけが白いクワでは、内側の濃い色とのコントラストを生かした器を制作。約15点を作って、やっと1枚だけ満足のいくものができたというケヤキの盆は、表面に流れの違う2種類の木目が入り、独特の雰囲気を醸し出す。角皿の角の部分を裏側から加工して少し内側に曲げたものなど、工夫を凝らした作品が展示されている。
約50年間大工として木造建築に携わってきた大久保さん。大好きな木を使って器づくりをしたいという夢は何年も前から胸に抱いてきた。2001年、材料を回転させながら刃物を当ててくり抜いたりするのに使う工作機械を購入。仕事を通して少しずつためておいた木を使い、本格的な器づくりを開始。「実際にひいてみないと分からない」という木目の美しさを求めて制作を続けている。
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