2004年 5月 10日 (月)       

■ 〈経済〉飛ぶクラブを開発 盛岡市のビー・エム・エス

 ビル総合管理会社のビー・エム・エス(内田英光社長)がゴルフクラブ「BMA510」(Beautiful−Morioka−Astral=美しい町盛岡を照らす星からの贈り物=)を開発した。「スポーツとしてのゴルフを岩手から全国へ発信したい」との願いから、盛岡市出身の金谷嶺孝プロ(34)=同市在住=をスペシャルアドバイザーに迎え、県内のトップアマチュアの意見を集約した1本。金谷プロも「一目ぼれできるクラブに仕上がった」と太鼓判を押す。限定800本。価格は7万円だが、県内のゴルフ場では5万8800円で買える。

 開発のきっかけとなったのは、本県のゴルフ活性化のため2001年から開催している「岩手県オープンゴルフトーナメント」。プロとアマチュアが同じトーナメントで技術を競い合うという全国でも珍しい取り組みの中で、ハード面でも支援をしていこうとゴルフクラブの開発がスタートした。

 9日、盛岡市猪去の盛岡ハイランドCCで新商品の発表会があり、当初から開発に携わった内田社長、金谷プロらが新商品を説明した。

 内田社長は「足掛け1年半。三つの試作品を経て、満足のいくクラブが完成した。地元の人間同士が夢を語り合いながらの開発。クラブを提供することで技術だけでなく、マナーの向上、ひいては岩手のゴルフの発展につなげたい」と話した。

 金谷プロは「アマチュアの人に合ったクラブを作ることを最重視した。そこで注目したのは飛距離。より遠くまで飛ばせるように、ヘッド部分の体積を現在主流の350−380tよりも大きい390tに設定した。アマチュアはヘッドが大きすぎると、違和感を感じて振りにくく感じるが、振るときのフィーリングにこだわり、振りやすいよう仕上げた。スピン数が少なく、横揺れしにくいのが特徴で、キャリーでもランでも距離が出る」とクラブの特徴を話した。

 クラブはヘッド素材がフルチタンボディーでシャフトがスーパーグラファイト。アマチュアからプロまでのさまざまな要求に応える。

 内田社長は「実際に使ってみて、飛距離が15ヤード伸びた。ゆくゆくはドライバー以外の開発も考えたい」と岩手ブランドのゴルフクラブの展望を話した。

 問い合わせはビー・エム・エス(019−626−0411)。


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