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浄法寺町の八葉山・天台寺(瀬戸内寂聴住職)で恒例の春季例大祭が5日に開催された。全国から訪れた約1万人の参拝客の前で寂聴さんがユーモアあふれる法話。御神輿渡と稚児行列、天台寺舞楽奉納などが繰り広げられ、境内は1日中にぎわいを見せた。
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【写真】御神輿渡で参拝客に幸運の水をかける寂聴さん
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同日は、青空法話にふさわしい五月晴れとなった。八葉山の高台にある天台寺には、午前8時半ころになると、老若男女の参拝客が坂の石段を上がって続々と押し掛けた。
あっという間に境内は身動きできないほどの人で埋まった。地元、小学生たちによる勇壮な梅田川太鼓が奉納。満開に咲き誇る桜、本堂の周囲を3回練り歩く御神輿渡も人気の一つ。
寂聴さんが周囲の参拝客に幸運の水をかけて回り、弔いの檀家の担ぎ手による神輿、豪華に着飾った稚児行列と続いた。
幸運の水に手を差し出す参拝客に、水が足りなくなった寂聴さんが「エィッ」と、うれしい悲鳴をあげた。
今年で18年目になる青空法話は、午前と午後の2回に分けて行われた。瀬戸内住職は「お釈迦様の誕生日のお祝いは4月8日ということでまだ寒いんですね。一斉に花が咲きそろう5月5日に天台寺の花祭と決めました。お寺というのはお参りになる皆様の悩みごとを全部、仏様に聞いていただく場所です。イラクでは、まだドンパチ戦争が続いて罪のない人が殺されています。自分だけが幸せだと安かんとしていられる時ではありません」などと法話した。
参拝客の悩みごとを聞く質疑応答では、予定時間をオーバーするほどの相談を受けた。家族のこと、長年、連れ添った夫が他界、個人の病など。「わたしは将来ホームレスになるかもしれません」と少年がドッキリ発言。会場からどよめきが上がっていた。
午後からは菅野澄順副住職の護摩供養も行われた。(文と写真は飯岡昭一写真室長)
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