2004年 5月 11日 (火)       

■ 〈学芸〉オペラの魅力を 「サラダで元気」公演

 室内楽、室内オペラを公演し広く多くの人々に魅力を伝えようと結成された「Poor People’s Paper(プア・ピーポーズ・ペイパー、以下PPP)」による第1回定期公演「創作オペラ・サラダでげんき」は9日、盛岡市盛岡駅西通の盛岡市民文化ホール小ホールで上演された。

「サラダでげんき」の上演
【写真】「サラダでげんき」の上演

 PPPは長谷川恭一さんら本県在住の作曲家、演奏家によって結成された。大都市圏以外ではなかなかオペラや室内楽の生演奏を聴く機会が少ないことが結成に至った動機。今回を皮切りに公演を定期化していくという。

 「サラダでげんき」はアニメ「魔女の宅急便」の原作者角野栄子さんのテキストで、小学校1年生の国語の教科書の中には本作を掲載しているものがある。病気のお母さんに女の子がサラダを作ってあげる物語だ。

 この物語を長谷川さんが25分ほどのオペラにした。女の子のりっちゃん役に小原育世(ソプラノ)、野良猫や隣の犬、アリ、馬、象にと活躍したのが小原一穂さん(バリトン)、まどのすずめ役に岡本泰輔さん。チェロ、バイオリン、ヴィオラ、フルート、オーボエ、ホルンなど20人の演奏者が演奏。楽器は登場する動物たちが割り当てられた。

 同日は母の日。親子が目立ち、作品も肩の凝らない作風で、小学生たちも楽しんでいた。

 オペラのほか、「ピアノとチェロのための『花信』」も長谷川さんの新作の初演。バッハやテレマンの曲も演奏し、室内楽の生演奏を楽しませた。

 次回定期公演は11月初旬を予定している。


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