2004年 6月 2日 (水)       

■ 〈美術〉自宅がギャラリー 主婦の手作り作品紹介して1年

 盛岡市北松園の小舘栄子さんが自宅で開いているぎゃらりーてんせんがこのほど1周年を迎え、6月2日まで記念展を開いている。県内を中心に約20人が陶器やとんぼ玉、着物をリメイクした洋服など約300点の作品を出展。庭を使ったフリーマーケットも開催している。

ぎゃらりーてんせんの小舘栄子さん
【写真】ぎゃらりーてんせんの小舘栄子さん

 東京に住んでいた小舘さんが盛岡に来たのは13年前。いろいろな人と友達になる中で、手作りをしている主婦が多く、その作品は質が高いのにどこにも出品していないことがもどかしかった。自分が知り合った人を点に例え、その人たちを線でつなぎたいという思いを込めてギャラリーを「てんせん」と名付けた。

 普段は毎週水曜日だけ開催。作り手にも「無理をしないで出来たら持って来て」と言ってある。ほとんどが家事の合間に仕事を行うため、それぞれのペースを大事にしている。

 ギャラリーはただ物を売るだけでなく、主婦同士の情報交換の場にもなっているという。作り手と買い手それぞれがいろいろな話を持ち寄って、人と情報の輪がどんどん広がっている。

 1周年を迎えられたことには「皆に支えられてここまで来ることができた」と感慨。これからは「月に1度でも年に4回でもいいから、皆さんにも自宅ギャラリーを提案したい」と話す。

 小さなガラス作品を出展している鎌田広子さんは、1歳の子供が寝たときなどの短い時間を制作に当てる。量を作れないため、同ギャラリーにしか出展していない。「知らない人に作品を見てもらえるのがうれしい。ほかの人の手作り作品を見るのは面白いし刺激になる。自分もいつかこんなギャラリーをやってみたい」と話していた。

 5月31日には、同市内で活動しているギター演奏家大森彰さんのミニコンサートも開かれた。場所は北松園2丁目3の3。午前10時半から。普段は毎週水曜日に開催。


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