2004年 6月 2日 (水)       

■ 田植え、花植え 年長組の園児が挑戦

 盛岡市西松園のやよい幼稚園(久保栄子園長、園児74人)の年長組29人が1日、手づくり水田の田植えと花苗植えに挑戦した。盛岡社会福祉専門学校(久保文雄校長)の学生40人も田植えと花苗植えに初めて参加。園芸療法を学ぶ学生らは、園児と一緒に約800株の花苗を園内や道沿いに植え、彩りと潤いを与えた。

転ばないように、学生に支えてもらいながら田植えをする園児
【写真】転ばないように、学生に支えてもらいながら田植えをする園児

 同園は「思いやりと緑を育てる」をテーマに昨年、手づくりの水田を園内に設置。手づくり水田で田植えをするなどし、自然と親しむ取り組みを展開している。

 学生が園児の等身大の絵を描くなどして、交流を深めた後、田植えと花苗植えに挑戦した。

 手づくり水田は、2メートル×5メートルほどの広さで深さは25センチほど。園児の場合、ひざの上まで泥につかってしまうため、学生が手を握りながら園児を支えた。冷たい泥の感触に園児らは大はしゃぎ。

 「苗がまっすぐ立つように、ギュッと力を込めて下さい」と呼びかけられた園児らは、泥にまみれながらあきたこまちの苗を丁寧に植え込んだ。

 初めての田植えをしたという安倍汐里ちゃん(5)は「泥が気持ちよかった。お米になるのが楽しみ」と笑顔。

 同校の非常勤講師を務める高橋洋二さんは「昨年、手づくり水田の収量は冷害で少なかった。今年は6キロほどの収量を見込んでいる。園児と一緒に収穫を祝いたい」と眼を細めていた。

 園庭や道沿いに植えられた花苗はマリーゴールド、インパチェンス、シロタエギクなど。赤、青、オレンジと色鮮やかな花々の周りに緑色のシロタエギクをちりばめ、完成となった。

 花と稲の世話は、園児が中心となって行う。米の収穫は11月ごろで、園児、学生らが収穫祭をする予定。植えられた花は秋ごろまで咲き、楽しめるという。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします