2004年 6月 4日 (金)       

■ 〈美術〉岩大生6人による作品展「6○6(スゴロク展)」

 岩手大学教育学部文化課程2年生による作品展「6○6(スゴロク展)」は6日まで、盛岡市上田4丁目の市上田公民館で開かれている。女子学生6人による美術展で、個人作のほか、6人の共同作品も発表している。

「ま行」による共同制作「賽子」
【写真】「ま行」による共同制作「賽子」

 グループは千葉茜さん、川合美紗子さん、斎藤貴子さん、藤島恵さん、田中桃子さん、四日市真莉さん。同課程には同期が27人いるが、仲間の作品展に触発され、作品発表を第1の目的に6人で創作家団体「ま行」を結成。今展に向けて制作に取り組んだ。

 今展では各学生が2〜3点の作品を発表している。このほか共同制作として発表したのが「賽子(サイコロ)」。さいころの6面を一人1面ずつ担当して創作した。各自、担当するさいころの目が決まったあとは、途中経過も報告せず、思い思いのアイデアで進めたという。整合を取らなかった完成作品が展開図に並べられると「みんな(作品の趣が)ばらばらになり個性が出た」(千葉さん)。

 1は水彩、2はアクリル画とゴムチューブのミックスメディア、3はすだれへのアクリルペイント、4は正統派のアクリル画、5は折り紙で埋め尽くしたコラージュ、6は線と点で描いた赤と白だけのアクリル画と方向性の違いが面白い。

 斎藤さんは出品3点が油彩、写真、手縫いの立体と異なるアプローチで表現。「(立体の)かばんは自分の手で作ることは大変だったけど楽しかった。やりたいことがたくさんあるので全部やろうとしてしまうが、一つ一つのことをじっくり取り組んでいきたい」と話し、専攻を決めるまでさまざまな表現を重ねていく考えだ。

 千葉さんは初めての作品展に「こういう機会がないと、なかなか大学以外で作ろうという気持ちにならないので、このような作品発表の機会をこれきりにしないで作っていきたい」と話している。


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