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紫波町犬吠森の阿部長四郎さんは大正2年(1913年)3月生まれの91歳。堤防沿いの散歩で体力を維持、家では読書とテレビのニュースやスポーツを見ることで常に頭に刺激を与えている。
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【写真】読書が大好きな阿部長四郎さん
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昭和3年(1928年)に15歳で就農。地域では畑地を水田への改良が始まった年でもあり、70年以上米作りの変遷を体験してきた生き字引でもある。冷害や水害、干ばつを何度も経験、少年時代に体験した大干ばつでは、畑のそばに掘った井戸の水をくみ上げては水をかける、これを1日中繰り返していたことを記憶している。
馬を使った時代から機械化されるまでの農業を体験し、90歳までは田んぼへの水引き、あぜの草刈りなどの作業をしていたが今年からは隠居生活を始めた。阿部さんは目や耳、足腰がしっかりし、4分の3世紀にわたって農業をしていたとは思えないほど背筋がまっすぐしている。
1日の大半を趣味の読書で過ごしている。家族からたくさん本が贈られる。読むのは3日で1冊のペース。最近は老眼が進み文字の大きめの本を選び、推理小説やサラリーマン小説ものなどを読んでいるがジャンルにはこだわっていない。
読書に疲れたときは堤防沿いを歩き、農作業や季節ごとの風景の変化を眺め、疲れたときは座るなどしながら1時間ほどかけてのんびりと歩く。「毎年見られる風景ですが田起こし、代かき、田植え、あぜの草刈りをしている人たちを見るのは楽しい」と話す。
健康づくりは朝晩に飲む薬用酒。できることは自分でやること「自分の着る物くらいはと衣類の洗濯をしています。つえは使おうとも思わない、散歩中に疲れれば堤防に腰掛ければいいのだから」と話す。若いころから続けているたばこと晩酌が楽しみという。
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