2004年 6月 6日 (日)       

■  初めての全国大会出場決め練習に熱 レッドシャトルズ〈写真〉

5月20日の盛岡市民バドミントン競技大会でも優勝を勝ち取った勢いで全国に挑む
【写真】5月20日の盛岡市民バドミントン競技大会でも優勝を勝ち取った勢いで全国に挑む

 盛岡市のレディースバドミントンチーム「レッドシャトルズ」(高橋純子会長、部員30人)は、7月23日−25日に栃木県宇都宮市で開かれる第22回全日本レディースバドミントン選手権大会(クラブ対抗)に出場する。本県のレディースバドミントンチームが全国大会に出場するのは初めて。創部以来、四半世紀の伝統を持つレッドシャトルズが全国への道を開いた。チーム名の由来である「燃えるような真っ赤なシャトルで打ち合おう」の精神の下、悲願だった全国に向け、練習に力を入れている。

 出場するのは選手8人に監督などを含めた11人。試合は3複の対抗戦で行われ、ブロック別リーグ戦の後に、決勝トーナメントを行う。

 クラブ対抗の場合の出場資格は、学生時代などにクラブ・サークル活動でバドミントンの経験がないこと。ほとんどの出場選手は、結婚後にバドミントンを始めた母親たちだ。

 「見知らぬ土地で不安な転勤族の人たちに、バドミントンを通じて、岩手の人たちの温かさを知ってもらえれば」。創部以来、部を見守ってきた高橋会長をはじめとする部員らが貫いてきた姿勢は、チームの和を高め、子育てサークルとしても評判が高い。

 「家族の声援が何よりも力になるのがわたしたちのバドミントン。まず、プレーを楽しむこと。勝てるようになると家族も協力的になります」。

 創部当時は競技バドミントンが主体。未経験者に門戸を開き、サークル色を強めたのは、創部からしばらくしてから。それでも、県大会常勝の名門チームであることに変わりはない。新たな部員の呼び掛けで、未経験者も全国を目指すようになり、競技に重点を置くようになった。

 「アスリートでいよう」の呼び掛けの下、部員の夫やほかのサークルなどの外部コーチの指導も受けている。バルセロナ、アトランタの両五輪でバドミントン日本代表だった渡辺=旧姓水井=妃佐子さんも、外部コーチの一人だ。月に1度の渡辺さんの指導は、技術面、精神面の両面でレベルを引き上げると、評判だ。市内の体育館で週2回、3時間−4時間ほどの練習時間では足りず、さらに自主練習を積む部員が多いことも自慢の一つ。

 全国大会に出場する部員の一人、砂森いつ子さん(47)は入部から1年あまり。4人いる娘が4人ともバドミントンを経験したことで、自分もやってみようと入部した。「全国への出場が決まり、娘からは自分が行けなかった分まで、頑張ってと言われます。娘からの指導を受けながら、一つひとつ自分のものにしていく今が楽しいです」と練習に励んでいる。

 キャプテンの杉本徳子さん(44)は「何もかもが初めての経験。当たって砕けろの精神で楽しんできます」と張り切っていた。

 監督としてチームを引っ張る高橋会長(57)は「目指すのは、まず1勝。全国でいろいろなチームを見てきたい」と意気込みを見せた。


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