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岩手県公会堂県民フォーラム(宇夫方康夫代表)は4日、小中学生公会堂探検ツアーを盛岡市内丸の同公会堂で開いた。同公会堂の全面保存決定を記念しての企画。市内と近郊の小学生の親子ら約30人が参加し、1927年築の建物のあれこれを見学してまわった。
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【写真】ホール側の地下を見学する探検ツアーの参加者
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案内人は建築家の渡辺敏男さんと産業技術短期大学校助教授の永井昌さんが務めた。
ほとんどが公会堂に入るのは初めてという参加者。同市の鈴木里美さんは小学3年の健君ら子供3人と参加。「転勤で盛岡に来て公会堂を一番最初にみたとき、良い建物だと思った。長男が社会で盛岡を勉強するので内部を見せてもらうのは良い勉強になると思う」と話すが、子供以上に興味があって申し込んだ。
参加者は好奇心を募らせ、2班に分かれて探検に出発。まずは外から。スクラッチタイルの作り方や入り口が建物の4面それぞれにある構造、テラコッタなどの説明を受けた。内部では中央通り側の玄関付近のもともとの機能、各部屋が当初、何に使われたかなどの説明を受けトイレが岩手県初の水洗式だったと聞いて驚いた参加者も多かった。
西洋レストランの部屋だった一つにはバルコニーの跡が残っている。バンドが演奏していたという屋内バルコニーは後年の天井改造などにより手前側の欄干付近を除いてふさがれている。この日は普段入ることのできないバルコニーの裏側にも入ることができた。県議会議場だった部屋にも入った。今は壁と天井で仕切られている傍聴席あとにも暗い階段を通って上った。
このほかにもホールの地下、塔屋も見学。塔屋から見る景色を楽しんだ。鈴木さんは県民が会議室などを借りて使えると知らなかった。「今度使ってみたい」と話していた。
説明を熱心に記録していた同市の小学4年生、日高里衣子さんは自ら参加したいと頼んで家族で参加した。「塔の上から見た人や車が小さく見え高いと思った。昔っぽい感じがあって楽しかった」と感想。記録は学校で級友らに説明するという。
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