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盛岡在住のミュージシャン三崎ともやすのライブは4日、盛岡市内丸の岩手県公会堂フォーラムで公演された。同公会堂全面保存決定記念コンサートとして同公会堂県民フォーラムが企画、主催。三崎は経営するライブスポットと同様、慣れ親しんだいすに腰掛け休憩なしで約1時間半、14曲を演奏した。
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【写真】弾き語りの魅力にあふれた三崎ともやすの県公会堂ライブ
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オープニング曲は聴衆が予期せぬ「南部牛追唄」。アコースティックギターで旋律を奏でると、三崎ではない歌声が聞こえてきた。民謡を習い始めて約10年という同市在住の吉田文夫さんが歌声の主。三崎の要請を受けての出演となった。1998年から岩手に根を下ろし「南部牛追唄」が南部のソウル、ブルースだという三崎さんの「岩手県民宣言」とも言える演奏だ。
三崎はこの日、ライブスポットの演奏よりも、少しライトで開放感を感じさせるステージ。「テイク・ファイブ」などジャス・スタンダード・ナンバーなどを歌とギター演奏の弾き語りのほか、ジョークを交えた軽妙な語り口で観客を楽しませた。
全体を覆う楽しい雰囲気の中で「戦争で良いことは絶対にない」と平和への思い、ミュージシャン人生で出会ったほろ苦い思い出、音楽家として成長させた思い出、曲のできた背景など心にしみ入る語りも口をついた。
「虹の彼方に」はバースから入ってスローテンポでじっくりと歌い上げ、「バイ・バイ・ブラックバード」ではお得意のスキャットを駆使、ベースやスネアの擬音を加え、ギター1本とは思えない厚みの音を聴かせた。
20年前のライブスポットもんどりあん開店当初から店のテーマソングとして弾き続けている「この素晴らしい世界」。握手を交わそうというこの曲をサッチモの声まねをはさみながら歌い上げ、ギター演奏が「ふるさと」に変わって終わった。
ラストは「コーヒー・ルンバ」。三崎のギターテクニックが楽しめる1曲。スポットライトで弦が緩みやすい状態だったが、左手だけの演奏を織り交ぜエネルギッシュに演奏した。アンコールには公会堂の保存、解体論を受け2年半前に上がった同じステージで最初に演奏した「レイン」(ホセ・フェリシアーノ)で応えた。
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