2004年 6月 8日 (火)       

■ 栃乃花関も観戦 わんぱく相撲盛岡場所

 盛岡青年会議所(佐々木聡理事長)主催第17回わんぱく相撲盛岡場所が6日、盛岡市みたけの県営武道館相撲場で行われた。ゲストの郷土力士、栃乃花関らや県内相撲関係者、父兄ら300人の前で、小学4年から6年生までのわんぱく力士108人が登場し、全国大会(日本青年会議所主催)への出場権を賭け、体をぶつけ合った。

6日行われた第17回わんぱく相撲盛岡場所
【写真】6日行われた第17回わんぱく相撲盛岡場所

 岩間優弥君(大槌小4年)、福士拓也君(大更小5年)、荒川平君(船越小6年)が、それぞれの部で優勝し全国大会(7月、東京両国国技館)に出場する。

 盛岡場所開催に先立ち佐々木理事長が登壇。「今年の盛岡場所のテーマには、元気、本気、勇気を掲げた。子供たちが肌で触れ合う体験を通して、心身の鍛練、健康の増進、礼節の精神と思いやりの心を認識してもらいたい。勝ち負けは結果として出るが、子供たちにとって大切なのはきょうまでの過程や心掛け」とあいさつした。

 県相撲連盟の谷地忠一会長は、「わんぱく相撲の目的は、岩手の子供たちに国技館の土俵で相撲を取るという夢と目標を与えること。努力すること、苦しさに耐えることや勝つことの喜びと負けることの悔しさ、敗者への思いやりを学んでもらい、心豊かに育ってほしい」と祝辞を述べた。

 競技は学年別の個人戦トーナメント方式。東西の土俵に分かれて、競技が開始された。まわしを締めたわんぱく力士らは、日ごろの練習の成果を存分に発揮。小さな力士が自分より体重の重い力士を下手投げで倒したり、土俵際で寄り切りで勝って見せるなど、大相撲のような取り組みを見せた。

 6年の部では五十嵐悠真君(船越小)と藤本裕君(安代小)ががっぷり四つに組み、名勝負を見せた。五十嵐君に下手投げで軍配が上がったが、会場からは健闘した2人に拍手が送られた。

 栃乃花関は「元気に相撲に取り組み見ていて楽しい。将来相撲取りになれるようなわんぱく力士もいそうだ」と目を細めて観戦していた。

 盛岡青年会議所子どもの未来創造委員会の佐久間修一委員長は「子供たちには国技である相撲を通じて、体だけでなくしっかりと礼儀を学び、精神も養ってもらいたい。盛岡の子供たちの参加がないのが残念」と話していた。


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