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新しいクラスメートができた!−玉山村立生出小学校(高橋裕子校長、児童59人)4学年の教室の窓辺で7日、ハクセキレイのひながかえった。体長4センチほどの赤ちゃんは両親の帰りを待ってときどき口を開け、えさをせがんで元気に育っている。子供たちは卵から観察を始め、巣立ちまでを総合的な学習の時間で調べることにした。小さな命の誕生を優しく見守っている。
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【写真】卵からかえったばかりのハクセキレイのひな(7日午後撮影)
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巣は2階の4年生の教室がある窓辺の、天井ではなく屋外に掲示された看板との間にある。外部の敵からは見えにくいが、児童の目線で見下ろせる位置。数年前からセキレイは校舎を使って巣作りしているという。
5月に卵を発見したが、同下旬に無くなり、カラスに襲われたと子供たちはがっかりしていた。その後26日に再度卵があるのを確認。28日には五つに増えていた。今月7日朝にはそのうちの4羽がかえっていた。
親鳥が警戒してはいけないと青色のボール紙で教室内から巣が見えないようにした。昨年に引き続き4年生の担任をしている鈴木誠教諭が、昨年成功した「げん担ぎ」にと工夫したもの。昨年は産卵から約1カ月、ふ化から10日で巣立ったという。
4年生16人は親鳥の子育てが成功するようにと巣にはなるべく近づかない。それぞれ巣作りや巣の材料、えさの種類などテーマを決めてハクセキレイについて調べている。
菅原かずみさん(9)と岩崎莉奈さん(9)は下校途中で卵の殻を見つけ、いなくなった卵ではないかと行方を探していた。「卵がなくなったときはもう観察できないかと思った」と岩崎さん、「これがひななのかと思ってうれしかった」と菅原さんは誕生を喜んだ。
実家の牛舎にもハクセキレイの巣があるという小田中らす汰君(9)は「ぼくの家に住みついている。猫とセキレイが追い駆けっこしている」と話し、佐藤康太君(10)は「近づいても逃げない。巣の材料のワラがあるからかなぁ」と思っている。
大釜孟君(9)は「ハクセキレイは顔が全体に白いんだけど、目のところに筋のように一本の黒いラインが入っている。とってもかわいいから無事に巣立ってくれたらと思う」と見守る。
鈴木教諭は「巣の材料の稲ワラが自分たちが田植えをしたときの稲とつながっていること、セキレイは水のきれいな地域にしか生息しないことなど、生命の誕生から自分たちが育った生出、郷土に目を向ける教材として子供たちに感じてもらえたら」と話している。
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