2004年 6月 10日 (木)       

■ 〈参院選〉争点は4者4様 候補予定者が公開討論会

 参院選岩手選挙区立候補予定者の公開討論会(主催・日本青年会議所東北地区岩手ブロック協議会)が8日夜、盛岡市大通1丁目の産ビルで開かれた。約300人が参加。主浜了(民主)、若山明夫(共産)、竹花邦彦(社民)、高橋洋介(無所属)の4人の新人が政見を披瀝した。

 公開討論会は1日に釜石市で開かれており、15日は一関市で開かれる。

 討論会はNPO法人政策21理事長の岩渕公二氏がコーディネーターを務め、リンカーン・フォーラム方式の公開討論会の進行方法で行われた。参院選の争点、国政課題、地域課題などについて1問1答方式で質疑した。今回の選挙の争点については4者がそれぞれ違った視点を示し、対立軸は浮かび上がらなかった。

 高橋氏は「マニフェストを出せないので非常に残念だが、中央と地方との戦いに決着をつけることだ。地方をどうやって守るか。政党の争いではなく参院選を位置付けている。地方を大切にする人を参院の良識、見識の中で増やしていかねばならない」と述べた。

 竹花氏は「争点は憲法と暮らしを守ること。憲法改正と教育基本法改正を小泉首相が打ち出して、自衛隊の海外派遣など日本は本当に危険な方向に向かっている。憲法9条の戦争放棄を変えることに狙いがある」と述べ社民党の政策を唱えた。

 若山氏は「国民の暮らしの大本にある政治のゆがみがどこにあって解決するのかが問われる。財界と大企業ばかりが優遇される政治、アメリカ言いなりの政治にゆがみがある。本当の改革をするのがどこの党か問われる」と野党色を前面に打ち出した。

 主浜氏は「年金問題、負担の増加と給付削減など先送りにしかならない国民を無視した形の強行採決、民主主義への暴挙である。イラク問題ではテロの温床となり、北朝鮮の拉致が未解決なのに援助を先にし、地方は空前の切り捨てにあっている」と述べた。

 ○×△による選択の質問も行われ、「岩手競馬の馬券を買ったことは」の質問に対して主浜、高橋の両氏は○、若山、竹花の両氏は×。「盛岡市は中核市を目指すべきか」という質問に対しては全員が△だった。


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