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もりげき演劇アカデミー「60歳からの芝居づくり」修了生が結成した演劇同好会「虹」(石川富貴蔵治会長)が、26日の朗読劇に向けて練習に力を入れている。2年前に結成した同会の会員は60代から80代までの10人。長く続けてきた仕事を退職したり、子供や孫から手が離れ自由な時間ができた人たちが、演劇初心者としてデビュー。人生の第2ステージで、生き生きと自分を表現している。
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【写真】本番を前に練習に力が入る演劇同好会「虹」のメンバー
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上演するのは青森県在住の中野健さんの脚本を基にした朗読劇「むかーしむかしの桃太郎」異聞録。「桃太郎」の物語を「おらほの話っこ」として独創的に作り変えた台本を、会員同士で意見を交換し合いながら、すべて盛岡弁に書き換えた。
最初の読み合わせのときは、自分たちも笑ってしまってセリフが読めなかったというほどの徹底ぶり。「津志田のイモノコもっこり背負って桃太郎」など、盛岡市内の地名を入れたり「かわいそう」には「ムチィコヤナ」を当てたり。だんだん使われなくなってきた盛岡弁を残したい。汚い言葉を使わずに、自分たちが慣れ親しんできた方言を、観客にも懐かしんでもらいたいと思っている。
同会としては昨年の修了公演を含めて3度目の公演。会の名前や演目を書いたのぼりはすべて会員の手作り。書道の得意な人が文字を書き、表具の得意な人が表装を担当。衣装も自分たちで準備し、劇の合間に鳴らされる鐘は、廃棄されたガスボンベの頭の部分を彩色して使用している。
石川会長は「チームワークが取れた素晴らしい仲間。皆の一生懸命な気持ちに年齢は関係ない。集まって一つのことに集中できるということは素晴らしいことだと思う」と笑顔。
事務局長の中野忠八さんは「今後は公民館や老人施設などでも公演して、幼児から高齢者まで演劇をもっと身近なものに感じて親しんでもらいたい。自分たちにとって生きがいである演劇を通して、人と地域とのつながりを深めていきたい」と意欲を見せている。
盛岡市松尾町の盛岡劇場ミニホールで、26日午後2時半開場、同3時開演。入場は無料だが、同劇場内の喫茶てあとるで配布している整理券が必要。問い合わせは同会事務局中野さん(電話番号は019−661−3694)まで。
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