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第52回全国ろうあ者大会(主催・全日本ろうあ連盟)が9日、盛岡市で開会した。13日まで全国のろうあ者2500人が参加し、ノーマライゼーション社会の実現に向けて交流する。9日は盛岡市民文化ホールで美術展と写真展が開幕し、全日本ろうあ連盟の安藤豊喜理事長らがテープカットした。12、13日は県民会館、岩手教育会館で研究分科会や演劇発表などが行われ、聴覚障害者が持つ可能性や社会的課題について理解を深める。全国ろうあ者大会は本県では初の開催となる。
9日は盛岡市民文化センターの展示ホールロビーで、全国聴覚障害者美術展・全国聴覚障害者写真コンテスト入賞作品展の開会式が行われた。全日本ろうあ連盟文化部の比嘉豪部長は手話で、「地元岩手の実行委員会のご協力をいただき大変喜んでいる。今回展示された美術、工芸、写真の作品はいずれも素晴らしい出来映えで良い作品だ。皆さんに見ていただきたい」とあいさつ。
全日本ろうあ連盟の安藤理事長は「美術展において聴覚障害者の特性は言葉では限界があるが、視覚的には優れた長い歴史がありレベルが高い。出品された作品はわたしたちが誇りを持って岩手の皆さんに見てもらえる」と式辞を述べた。大会実行委員長で県ろうあ協会の高橋幸子会長は「作品を出品した人に心から感謝し、県民の皆さんにたくさん見てもらいたい」と歓迎した。
写真コンテスト部門では本県から斉藤新一さんの「公園にて」が特選に選ばれた。作品は二戸市のシビックセンターにある田中舘愛橘のモニュメントをモチーフにしたもの。斉藤さんは「去年の10月ころ撮影した。写真は好きで休みをとって撮影に行くときもあるし、珍しい場所に行ってさまざま撮っていきたい」と受賞を機に意欲を燃やしていた。
11日からは県民会館で「小岩井是非雄作品展」、12日は岩手教育会館などで手話、労働、教育などの分科会が開かれる。県民会館では日本ろうあ者劇団が岩手大会に向けて創作した「ろう維新」、ろうあ者による「遠野物語」が上演される。
13日は県民会館で大会式典。盛岡市のろうあ者が運転免許取得の裁判と職業選択の自由で争った実話をもとにした手話劇「ろうあ者運転免許裁判」、佐比内金山太鼓とモダンダンスなどが行われる。
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