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盛岡市大慈寺町のあさ開(村井良隆社長)は今年も、03年酒造年度(03年7月〜04年6月)全国新酒鑑評会で金賞を受賞。連続受賞記録を11回に塗り替えた。全国で初めてという。
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【写真】11回連続金賞受賞記念の「金賞受賞酒」を手にするあさ開の藤尾正彦常務取締役
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同鑑評会は100年の歴史を持つ酒類総合研究所(高橋利郎理事長)の主催。清酒の製造技術と品質向上を目的に1911年に第1回目を開催しており今回で92回目。
今年の出品数は1049点(前年度1065点)あった。金賞は278点(同286点)。香り、味の特性などに関する官能評価などが審査基準で、4月、5月に2度審査が行われた。
金賞を受賞したあさ開の出品は酒造好適米「山田錦」で仕込んだ大吟醸。華やかな香りと芳醇(じゅん)で奥深い含み香りが調和し、辛口でキレのあるそう快感が特徴。精米歩合は麹(こうじ)40%、掛米35%。アルコール度数17度以上18度未満。
同社杜氏の藤尾正彦常務取締役(60)は「今年も杜氏5人を含めたチームで頑張った。今年は昨年の冷夏で原料の米の品質が心配だった。見た目はよかったが精米すると割れた。今年は通常より10時間以上も多く115時間かけた」という。
同社では「金賞受賞酒」として720_g瓶(5千円)を発売開始。昨年より1500本多い3500本出荷する。「既に首都圏からの予約が多く、品切れを起こしそうな状況。楽しみにしているファンが多く味の良さを知る酒通もたくさんおりありがたい」と話す。
藤尾常務は「12回目にチャレンジするかよく聞かれる。大変な仕事でプレッシャーもある。わたしも60歳。社会人として一定の年齢に達した。しかし杜氏としてはまだ若造の部類。今後も酒造りの原点を忘れず、よりおいしい酒を提供し続けたい」と話している。
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