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雫石町がバス事業者の生活路線撤退に伴い代替輸送策として実施しているデマンド・タクシー(以下、DT)は、試験運行の3カ月間を迎えた。7月5日からダイヤ改正する。全6路線を各6往復に増便。住民の要望や利用頻度を踏まえ、バス事業者の運行路線から拡大して町内の細部まで停留場を20カ所増設。新たにDTの利便性が高まる地域ができる。
町から運営委託された、いわてNPOセンターによると、6月25日現在のDT利用登録者数は1203人、実際の利用者数は3341人だった。今までは御明神、西山、西根、小岩井、鶯宿、大村の6路線で、各地区から雫石駅を結ぶ上り4本、下り3〜4本で運行。業務委託された雫石タクシーが4人乗りと9人乗り車両でサービスを展開する。
ダイヤ改正によって、各路線が6往復に増便。地域性や利用ニーズに基づいて通勤通学用や日中用など柔軟に設定された。大村線を除く5路線は、停留場を計20カ所増設した。これに伴い運行経路の一部変更や延長が行われた。路線別の新設数は御明神6カ所、西山4カ所、西根8カ所、小岩井6カ所、鶯宿2カ所。
西山線では盆花平、極楽野公民館などが新設、西根線は網張ペンション村、ぬくもりの里ヌック、ゆこたんの森などへ路線延長。小岩井線は期間中に全く利用がなかった小岩井駅〜小岩井農場まきば園間の運行を廃止。全停留場数は現在の137カ所から150カ所になる。
試験運行では、主に3月でバス事業者が撤退した生活路線について町民の利用をカバーしてきた。今後は公共輸送の空白地帯を埋め、大型バスが通行できなかった地域に幹線から運行拡大させる。ニーズに応じて経路や時間帯を変更していく。運賃は現行通り一般が5キロ未満300円、5キロ以上400円、小学生100円(路線ごと一律)、中学・高校生、障害者、65歳以上200円(同)。保護者同伴の未就学児は無料になっている。
DTは事前に利用登録し、雫石駅構内しずくいしNPOサポートセンターや取扱店でチケットを購入。乗車希望便の始発1時間前(上下朝第1便、午前8時台の便は前日)までに雫石タクシー・予約センターへ予約。指定した停留所で乗車。
行政区長を通じて10人以上の場合は出前の利用登録も実施。月曜の予約も土日午前8時から午後6時まで受け付ける。6月から高齢者や障害者に対して電話予約の代行サービスを行う「まごころカード」を発行。役場や雫石病院、郵便局など公共機関や店舗など20カ所が対応している。
町と同センター6月は28、29日、停留場を新設する町内12カ所で説明会を開いた。
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