2004年 7月 4日 (日)       

■  〈紫波町〉「感じる心を大切に」 巽聖歌の童謡祭り

巽聖歌作詞の童謡を歌う日詰小4年生たち
【写真】巽聖歌作詞の童謡を歌う日詰小4年生たち

 第9回巽聖歌童謡まつり(同実行委員会主催)が3日、紫波町立日詰小学校の体育館で行われた。4年生は総合学習で、巽聖歌研究者や聖歌を知っている地域の人たちから話を聞いたり、聖歌の詩集、経歴などを調べてきた。その成果を披露した。

 数学が苦手だった少年時代の聖歌についての質問を「ちびっこ聖歌」たちが答えたり、日詰小の校歌をはじめ数多くの校歌を作詞してきたこと、聖歌の愛弟子新美南吉について発表した。

 児童たちは「感じる心を大事にしていきたい」と話し、4年生76人が創作した中から6編の詩を発表した。

 帷子瑠夏さんの詩「夏」は「草は気持ちよさそうに 風にゆられて 草は気持ちよさそうに 雨をあびている ふまれることもあるけど いつも喜んでいる」、西條光希君の「たにし」は「のっそり のっそり 動くよたにし よごれたえさだ パクパクたにし おそうじだいすき たにしくん」。

 聖歌の感性に触れて周りのものに対する感じ方も変わってきているという。

 桃田高子さんの詩の朗読、郷土史家の内城弘隆さんの解説、紫波童謡の会による合唱などがあった。

 佐藤正春日詰小校長が「4年生に巽聖歌先生の勉強する機会を与えていただきありがとうございます。4年生の皆さんはいろんなことを学び、特に生き方をこれからの人生にぜひ生かしてほしい」と話した。

 最後は年輩の卒業生が旧日詰小学校校歌を合唱し、参加者が全員で巽聖歌作詞の現校歌を合唱した。本紙で「たきびの詩人巽聖歌」を連載している小川達雄氏も埼玉県から駆けつけた。


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