2004年 7月 4日 (日)       

■  〈経済〉食で誘客 ホテルロイヤル盛岡が2階を改装

 盛岡市菜園のホテルロイヤル盛岡(村上和夫社長)は2階、地階フロアなどを改装。20日に同ホテル直営の広東料理レストラン「菜香庁」(森和男店長)、22日には和かな(坂下陽市社長)直営和食レストラン「しゃぶしゃぶ和かな」(坂下大輔店長)がそれぞれオープン。地階個室のリニューアルも行い食分野での顧客満足を促す。

 菜香庁は市内の顧客やホテルに宿泊の観光客、ビジネスマンらを対象に新店舗として改装した。広東料理で著名な料理人、勢津文正氏を料理長に起用して、市内で本格的な広東料理を提供する。

 海鮮料理をメーンに、さっぱり味とヘルシーさを重視した料理。森店長は「勢津料理長の腕前を十分に味わってもらいたい。広東料理は海沿いで生まれた料理だが、日本人の口に合う味。本格的な中華の味だが濃い味ではなくさっぱりしている」と言う。

 「当店では三陸産の魚介類を素材に、野菜なども地場産を使用している。まさに地産地消。プレオープン時期に来て味わってくれた顧客からも評判だった。予約も増えた。ファミリー層の予約や女性同士の利用が目立ち始めた」と手応えを感じている。

 ランチは1千円からで午前11時半から午後3時まで。ディナーは4千円台からで午後6時から同10時まで。座席は70席。

 しゃぶしゃぶ和かなは、市内で初のしゃぶしゃぶ専門店。坂下店長は「寒い季節の料理と思われているが食通は夏場も食べる。ぜひ市内初の当店で本格的なしゃぶしゃぶ料理を味わってもらいたい」と力を込める。

 坂下店長は同ホテル内に店舗を構えた理由として市内中心地の立地条件の良さと、大沢川原の鉄板焼・和かなとほど良い距離にある点などを強調する。「盛岡ではしゃぶしゃぶになじみが薄いが、若い人なども含めて幅広い層に知らせたい。肉はすべて県内産。地産地消が当店のモットー」と話す。

 テーブルに電磁気プレートを設置し温度管理の徹底を図った。ランチは1050円からで、午前11時半から午後2時(ラストオーダー)。ディナーは2千円台からで午後5時から8時半(ラストオーダー)。座席数は36席。

 同ホテルではパーティー、総会、同窓会、祝賀会などに活用してもらうため、地階に円卓で10人から30人までの個室4部屋も設けた。

 同ホテルの吉田隆総支配人は「本物の料理を楽しみながら歓談してもらう場所。最近は味にこだわる人が増えてきた。本物を求める傾向がさらに強くなった。当ホテルで提供する食をお客が、満足してくれることが一番。ホテルでの食の位置付けは大きい」と言う。

 村上社長は「安さだけの時代から本物を求める時代。ホテルも差別化の時代。顧客はレベルが高くなり本物志向になった。当ホテルでは本物、良いものを提供し続けたい」と話す。


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