2004年 7月 4日 (日)       

■  〈滝沢村〉諸葛川にも瀬や淵を 住民がワークショップ

集まった住民全員が参加するワークショップで、諸葛川の再整備について意見を
【写真】集まった住民全員が参加するワークショップで、諸葛川の再整備について意見を出し合う

 第3回親しみのある諸葛川を考えるワークショップは6月30日、滝沢村滝沢のかつらぎ自治会集会所で開かれた。

 これまでのワークショップを経てまとめられた諸葛川水辺環境再生基本計画の案が住民に示され、意見を交換した。

 この日は、県の水辺環境再生事業で再整備される諸葛川河川公園付近の自治会の住民を中心に約30人が参加。計画案の説明を受けたあと4つのグループに分かれて散策空間の植栽や川の両岸をつなぐ橋の必要性などについて話し合った。

 再整備の対象となっているのは月が丘小学校裏手の諸葛川河川公園付近の護岸約300メートル。「もっと生き物と人にやさしい諸葛川になるように」を基本方針に据え、動植物が生息する環境を守りながら、子供から大人まで川に親しめるような水辺空間の創出を目指している。

 計画案によると、親水性を高めるため、護岸の傾斜を緩くし、瀬と淵を創出。散策路や水辺に近づくスロープなどを整備する。事業費は1億円弱を見込み、05年度の完成を予定している。

 各グループの話し合いでは、散策空間の植栽について「両岸に滝沢村の村樹のベニヤマザクラを植えては」「クワなど実のなる木も楽しい」といった意見や、整備終了後の水辺の管理について「多くの住民を巻き込んだルール作りが必要」「道の駅のような川についての情報発信ができる場はできないか」といった提案があった。

 計画に盛り込まれていた両岸をつなぐ渡り橋については、洪水時の安全性などに疑問の声が上がり、今回は見送る方向で意見がまとまった。

 事業を担当する盛岡地方振興局土木部では、この日出た意見も参考に最終的な整備計画をまとめ、秋にも工事に着手したい考え。住民との意見のキャッチボールを通して計画作りに携わった住民が納得できるような進め方をしたいという。


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