2004年 7月 5日 (月)       

■ 〈経済〉暑い夏に期待する大型店 中元商戦スタート 

中元商戦を展開している川徳の大ギフトセンター(4日の日曜日)
【写真】中元商戦を展開している川徳の大ギフトセンター(4日の日曜日)
 夏本番を前に盛岡市内のデパートの中元セールが動き出している。公務員や一部の企業にボーナスも出て、3、4の土日の中元商戦は多少は弾みが付き、序盤戦はほぼ前年並みのまずまずの動きになった。各店では企業全部のボーナスが出終わる中旬を最大のピークとみて取り組んでいる。

 川徳では昨年より2日早い6月28日、7階に大ギフトセンターを設置して本格的な中元商戦に入った。センターには約1千点の中元ギフトセットを並べ、専門カウンターも設置して夏場最大のイベントに取り組んでいる。期間は8月12日まで。

 今年は川徳「ナラデワ」の贈りものとしてオリジナルギフトを組み、いわて発信ギフト、産地直送ギフト、オーガニック&ナチュラルギフト、全国無料配送の川徳ギフトなどに力を入れている。

 スタート1週間での売れ筋は缶ビール詰め合わせセット、乾麺セットが上位にランクされており、依然中元の定番セットとして根強い人気。盛岡三大麺伝説(じゃじゃめん、冷麺、そばのセット)、いわて山海撰(三陸ワカメ、前沢牛ハンバーグ、熊谷牧場ミルクソーセージ、中村家ホタテ黄金漬け)など、県産食材の詰め合わせギフトも動いてきた。平均価格帯は3千円から4千円。

 同社営業部企画部営業企画課の溝口重隆課長は「センター開設直前に顧客に対して内覧会を開催し、手応えを感じた。7月の最初のボーナス支給後の土日も午前中から動きがあった。ほぼ前年並みに推移している」と、序盤での商戦の動きを指摘する。

 今年の中元の特徴に関しては「新鮮な食材を贈る気持ちが強くなった。産直やオーガニック関連の動きが目立つ。厳選した産地から日本全国どこへでも配送できるので、贈る側も安心できるようだ」と言う。

 同社ではキャメルマートとも提携しており、キャメルマート各店店頭でも同社の中元ギフトの注文を受け付けている。溝口課長は「ピークはボーナスすべてが出そろう今月中旬になりそう。いずれこれからが本番。昨年は冷夏だったが今年は夏本番を期待したい。目標は前年比101%」と話していた。

 中三盛岡店では昨年より1日早い1日、7階に中元総合ギフトセンターを開設してギフト商戦に入った。同社5店で共同厳選した約120点のギフトを全国無料配送。北東北3県のまごころ便として各県自慢の旬な食材を現地直送するギフト(中洞牛乳、三陸海宝漬け、盛岡冷麺)や、全国の有名ブランド(十勝ローストビーフ、鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ)などを用意した。期間は8月13日まで。

 同店営業企画課の遠藤哲史係マネージャーは「土日もまあまあの動きだが全体的には静かなスタート。土日の集計はこれからだが、中元はやはり飲料全般と麺類が強い。まごころ便も健闘している。価格帯は3千円から4千円」と言う。

 「ただ法人需要の伸びは難しく個人の動きに期待している。まだ全部の企業でボーナス支給が終わっていないが財布のひもは依然きついようだ。ギフトの件数を抑え気味の傾向もあり贈り先を吟味した動きも。当店では7日から3日間、DM客を中心とした販促を行う。中盤までに商戦のメドを付けたい。目標は前年比2ケタにしたいがまずは前年並み確保を」と話していた。

 


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