玉山村教育委員会の04年度文化財展「TAMAYAMA・COLLECTION〜玉山に伝わる衣と装い〜」が同村渋民字鶴塚の同村中央公民館で開かれている。同館や地区公民館など3館で16日まで。
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【写真】玉山村日戸・城内地区で独自に発展した野良着「スッパ」などを展示しているTAMAYAMA・COLLECTION。写真右のスッパにも花の模様が施されている
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同村内で戦後間もなくまで日戸・城内地区で着られていた野良着「スッパ」や前掛け「マヤデ」、雨具「ミノ・ケラ」、機織り機など50点が展示されている。スッパの試着もある。
スッパの由来は、袖口が肩まで等間隔に仕立てられた「つつ袖」の音が変形したものらしいと同村教委社会教育課は説明している。
ひざ丈の上着だが、肩やすそ、袖の部分に絣(かすり)木綿を使い、それ以外は麻布を使用していること、麻布部分にはモミジやサクラ、キクなどの模様を染め付けた「日戸の飛模様」と呼ばれる独自のデザインが施されていることが特徴になっている。
麻布がメーンだった当時の衣類に木綿が使用されており、同じ耕作地帯にありながら、なぜ独特のデザインが作られたのか。「日常着る衣類に個性を出したかったのでは」(同課)と推測される。
会場は同村中央公民館が7日まで、好摩公民館が8〜11日まで、玉山公民館が13〜16日まで。時間は午前9時〜午後6時まで。
同課では今後も村収蔵資料で当時の習俗を紹介する展示をしたい考え。
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