矢巾町は都市計画マスタープラン(町の都市計画に関する基本的な方針)を策定した。「豊かな自然環境や原風景を大切にし、すべての人々が共存できる生活空間をはぐくんでいく」を理念に掲げ、都市機能が集積されている矢幅駅周辺への交通アクセス機能を高める。岩手医大の移転で予想される人口増に対応し新たな市街地を計画的に配置、まとまりある都市空間の形成を目指す。
マスタープランは今年度を基準年として23年度を目標年としている。まちづくりの目標を▽市街地のまとまりとアクセス機能の充実によるふれあい空間をはぐくむまちづくり▽多くの拠点施設が立地する効果を生かしたまちづくり▽田園環境をみんなで維持するまちづくり▽豊かで自然環境と共生するまちづくり▽観光・レクリエーション施設周辺の環境と景観を保全するまちづくり▽多様な世代の町民が参加するまちづくり▽安全でやさしく、便利なまちづくり−の7項目を掲げている。
土地利用の方針は、住宅地は矢幅駅周辺地域の土地区画整理事業を基本とした駅周辺のまちづくりの中で計画的に住宅地を配置。商業地は同駅前の土地区画整理事業による都市基盤の整備を進め、商業・業務系土地利用の集積、高度利用を誘導する。
工業・流通業務地は、新たな立地は国道4号沿いに誘導、特別業務地に指定されている矢幅駅東地区は建築制限を行いながら住・商・工の調和のとれた土地利用を誘導。流通センターは広宮沢第2地区の土地区画整理事業による基盤整備を推進、積極的な企業誘致で盛岡市中央卸売市場、貨物ターミナルと一体となった流通業務機能の強化を図る。西部工業団地は市街化区域への編入を検討する。
岩手医大移転に伴い広域的な救急医療体制、病院間の連携医療の強化を図るため高速道路と病院とを連絡する救急車退出路の整備を検討する。
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