2004年 7月 9日 (金)       

■ 相談件数が過去最高に 6月の盛岡市消費生活センター

 盛岡市消費生活センター(プラザおでって1階、藤井禧勝所長)は今年4月から6月までの消費生活相談状況をまとめた。3カ月の相談件数は1345件で、前年同期と比べて159・2%の大幅増。6月は1カ月間で受けた相談件数としては過去最高の549件を記録した。悪質商法などの被害に巻き込まれる市民が依然として多く、高齢者をターゲットにした点検商法や高校生など若年層を狙った架空請求など手口も悪質、巧妙化している。センターでは悪質商法への対応を示したマニュアルなども用意し、注意を呼び掛けている。

 主な相談は架空・不当請求に関するものが770件(57・2%)、多重債務(借金)が205件(15・2%)、点検商法が44件(3・3%)など。特に今年4月以降、点検商法に関する相談が増加している。

 この商法では「排水管の点検」などと称して家庭を訪問。点検のあとに「このままでは管が詰まり、においがひどくなって近所に迷惑がかかる」などと清掃や修繕を勧める。清掃のあとは「排水管が床下で外れているので点検する」などと言って床下に入り「湿気がひどくてカビが生えている」「土台がボロボロで家が倒れる」などと、さらに不安をあおり、高額な床下換気扇の設置を勧めるという。

 排水管のほかにも、羽毛布団や水質の点検を口実に近づき、高額な商品を売りつける業者もいる。「今ならキャンペーン期間中」などと契約を急がせる業者は危険。

 センターでは「不安をあおられても、すぐに契約せず別の信頼できる業者から見積もりを取るなどして慎重に対応するのが賢明」と指摘する。

 こういった商法で万が一契約した場合でも契約書面を受け取ってから8日以内であれば無条件解約が可能。支払った代金も返ってくる。無条件解約の期間が過ぎても販売方法に問題がある場合などは解約できることもあるため、早めにセンターへ相談してほしいという。


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