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【写真】第10回藍の文化展
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第10回藍の文化展(日本藍染文化協会主催、亜利寿共催)が11日まで、盛岡市安倍館町の一ノ倉邸で開かれている。江戸時代の古布や小物など約300点を出展している。
展示されているものは、日本の伝統技法「天然灰汁(あく)発酵建」で染められたもの。現在市場に流通している藍染めの90%以上が化学染料を使ったものという中で、タデ科の藍を原料に手作業で大切に染められた作品が展示されている。
同技法では、タデ科の藍から取った染料のすくもに灰汁やフスマ、石灰などを加えた藍がめに布地を入れて染める。漬けては空気にさらすことを何度も繰り返すことでだんだんと色が濃くなっていく。
タデ藍に付く固有の発酵菌はその働きで布地を丈夫にし、奈良時代から江戸時代の装束も破損することなく現在まで残している。発酵菌は染色後も長く繊維の中で生き続けるため、年とともに色がさえ、鮮やかになっていく。ニカワ質が強いため、色落ちが少なく、洗うほどに青みが増すのも特徴。古代から漢方薬としても効果が高いといわれてきた。その防虫や殺菌効果についても紹介している。
徳島県で藍の染料を作っている国選定・阿波藍製造技術無形文化財の佐藤昭人さんの、藍づくりの様子をパネルで紹介。佐藤さんの天然藍で染めた着物や小物なども多く出展。徳川家の葵の家紋が入った江戸時代の夜着や裃(かみしも)、熨斗目(のしめ)など時代を超えて鮮やかな色合いの古布が訪れた人たちの目を楽しませている。
午前10時から午後4時まで。同展は16日から19日まで、滝沢村の亜利寿「和楽館」で開かれる。問い合わせは同社、電話019−687−6700まで。
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