2004年 7月 10日 (土)       

■  うまさに驚く 北京大附属小学校と作品交流

中国の児童の作品を見る岩手大附小の児童ら
【写真】中国の児童の作品を見る岩手大附小の児童ら
 盛岡市加賀野の岩大教育学部附属小学校(今関由紀子校長)では、中国の北京大附属小学校の児童の書、図画などを展示している。作品展示は、両校が国際交流の一環として今年から始めたもの。岩大附小からも児童の図画などを送っており、両校の児童は作品を通じて交流を深めている。川村浩副校長は「中国の子供たちの作品はどれもレベルが高く、本校の児童にもいい刺激になるのでは」と、作品交流を温かい目で見守っている。

 中国から送られてきた作品は書、中国画、図画、切り紙細工など107点。附小からは図画など約105点を北京大附小へ送り、それぞれの国で展示をしている。

 中国から附小へ送られてきた作品は、どの作品もレベルが高く、大人顔負けの作品が並ぶ。7歳の児童の書や8歳の児童が描いた水墨画など、お国柄をよく表した作品群は、日本の子供たちに中国の文化を伝えていると評判だ。作者の児童の写真と「この絵を好きになって下さい」「皆さんの健康を祈ります」などのメッセージが添えられ、児童らは親しみを持ちながら作品を見ている。

 6年生の中島健吾君(12)は「色の使い方や使い分けがきれいで、僕たちの絵とは違う。自分よりも年下なのにうまくて驚き」。3年生の佐々川夢佳さん(9)は「写真を見ると普通の子のように見えるけれど、作品は違う。わたしには描けそうにないくらい上手に描いてある」と、中国の児童の作品に見入っていた。

 川村副校長は「小学校で外国の小学校との交流は珍しい。作品を通して、日本と中国それぞれの個性を知り、友情を深めていってほしい」と話している。

 同校と北京大附小の交流は98年に岩手大教育学部と北京大が交流協定を締結したことで始まった。02年に同校の教諭が北京大附小を訪問し、6月1日の国際児童の日(中国では国際児童節)に合わせて作品交流をすることを決めた。交流を機に、教諭手づくりの中国紹介ビデオ「ニーハオTV」(全10回)を校内放送で流すなど、中国への理解を深めているという。


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