2004年 7月 10日 (土)       

■  サイバー犯罪が急増 プロバイダ防犯協が研修

無線LANの侵入実演などが行われたプロバイダ防犯協総会
【写真】無線LANの侵入実演などが行われたプロバイダ防犯協総会
 県内プロバイダ13社で組織する岩手県インターネットプロバイダ防犯連絡協議会(萩原良樹会長)の通常総会が8日、マリオス18階会議室で開かれた。今年度事業計画を決めたほか、インターネットを利用したハイテク犯罪の講演や無線LAN侵入の実演などが行われた。

 講演は総務省東北総合通信局の渡邊信男電気通信事業課長補佐が改正電気通信事業法の説明、県警本部の塚田正司ハイテク犯罪対策室長がハイテク犯罪の情勢について説明した。

 インターネットの急速な普及により県内でもサイバー(電脳)犯罪が急増、昨年1年間の相談件数は959件で前年の3・2倍という。

 塚田室長は「全国的な傾向としてIPパスワードが盗まれる被害が最も多い。これは設定が甘く、すぐに推測されるパスワードにしているためで、しっかりしていれば高い割合で防げる。具体的な例は機密情報の漏えい。パスワードを盗み他人になりすまし、金が自分の口座から引き出される被害も増えている。インターネットオークションでは架空の商品をネットに出し、現金を先に振り込ませて商品が送られてこない。これも非常に多い」とハイテク犯罪の状況を説明した。

 このあと無線LANの侵入実演が行われた。セキュリティー対策を全く行わずにインターネットを使う一般の利用者が多く、簡単に入り込めることを実際にやってみせて警告した。


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