2004年 7月 20日 (火)        

■ 〈矢巾町〉わがまちの健康自慢 昆梅吉さん(90)

 矢巾町高田の昆梅吉さんは大正3年(1914年)4月生まれの90歳。家庭菜園、カラオケなど多彩な趣味を持つ。特にゲートボールは30年以上続ける健康法。今も週3日は自宅近くのゲートボール場でプレーする。

ゲートボールを楽しむ昆梅吉さん
【写真】ゲートボールを楽しむ昆梅吉さん

 17歳から板金職人の修業をし21歳のときに独立。日中戦争が激しくなり、鉄を扱う仕事は見通しが立たないと考え25歳で国鉄に転職した。電力区に配属され屋内配線などを担当したが、仕事を覚えるのは大変な苦労だったという。

 仕事で必要になり50歳で自動車の運転免許を取得、68年に定年退職後に300平方メートルほどの農地を購入し家庭菜園を始めた。もともと所有していた農地と合わせて430平方メートルを耕作。昆さんが栽培する野菜で春から秋にかけての自家用はほぼ間に合い、冬場や春先以外は店で購入することはない。

 ゲートボールは60歳から始め、矢巾町では古くからゲートボールをしている人の一人。草創期のゲートボールの審判長を務めた。「ルールはだんだん変わっていき、今と比べると当時のルールは幼稚なものでしたよ」。現在では毎年のように規定の変更がありち密なスポーツになっている。

 所属しているチームのメンバーは20人ほど、この3分の1ほどが週3日の練習会に参加。このほか親ぼく会や交流会にも出場し、農作業の合間と言いながら2日に1度はゲートボールをしている計算になる。昆さんと親子ほど年齢が離れた人と競技をすることもあるが「上手下手の問題だけで年齢の違いは全く感じません。楽しくやれればいいんですよ」とゲートボールの魅力を話す。

 毎朝6時に起き、夜は何があっても午後9時半には寝るという。「8時間の睡眠は長いように思われるが体のためにはいいようです。長生きするためにやっているのでなく昔からの生活習慣。親からもらった寿命だと考え、ありがたいと思っていますよ」と話す。

 食事を楽しく食べることと1年前から始めたカラオケも健康維持に効果があるらしい。


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