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特色のある大学教育を選定し、高等教育の改善につなげる文科省の「特色のある大学教育支援プログラム」に県立大ソフトウエア情報学部の取り組みが、県内の大学で初めて選定された。
選定された取り組みは「高度専門教育と人間教育の一体化−1年次からの講座配属を行う岩手県立大方式の実践−」。98年の開学以来続けている少人数教育の取り組みを人間教育と専門教育の観点から見直し、発展させることで両立を目指した。
ソフトウエア情報学部の曽我正和学部長によると「人間教育のモデルに全寮制のような生活時間の大半を学生と教官が密着する取り組みを。高度専門教育では、アメリカ型の演習重視の教育モデルを取り入れた」という。
具体的には▽入学したばかりの1年生一人ひとりにソフトウエア開発用のワークステーションを与える▽1学年あたり8人、上級生、教官を含めて20人の小講座に1年生から配属する▽学生研究室のそばに教員室を置き、常に学生からの質問に答えられるようにする▽各講座間で習熟度に差が出ないように、一定の演習テキストを作成すること−など。
曽我学部長は「学生一人ひとりに自己学習の拠点と大学での居場所を与え、その近くに上級生や教官がいるというのが本学の学生研究室。常に上級生と接し、協調性が求められる場で学ぶことは、コミュニケーションスキルを磨くうえでも役に立つし、基礎から幅の広い力を養える」と少人数のきめ細かい指導に自信を見せた。
同大は、同プログラムの採択を受けたことで今後4年間、特色のある教育取り組みには予算を申請することができる。曽我教授は「今年から学生のやりたいプロジェクトへの取り組みを単位として認め、大学がある程度のお金を出すという取り組みを始めた。今後は、卒業生がどれだけ社会に貢献しているかなどの追跡調査による客観的評価の導入なども検討していきたい」と話している。
今回、本県からは同大を含め、5大学1短大が申請していたが、採択されたのは同大のみだった。
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