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盛岡市盛岡駅前通の日本カウンセラー学院盛岡校(菊地昭雄校長)の新部門としてカウンセラールーム「銀のすず」が7月30日開設になった。医療機関以外の民間企業で本格的なカウンセラールームは市内で初めて。有料で相談に応じる。
同校は昨年4月、県内で初の本格的なカウンセラー養成を目的に開校。70人がカウセンリングの知識・技法などを学習した。この間、同校では職場や家庭などで、悩みを抱えて生きる一般の県民が予想以上に多いことを認識。学校とは別に個別的なカウセリングが必要と判断し、ルームの開設に踏み切ったという。
同ルーム担当カウンセラーは、同校講師で日本臨床心理カウンセリング協会正会員の土井裕氏(38)。「岩手県の自殺率は全国でも高く引きこもりも多い。職場の人間関係でのトラブルや対人関係に悩む人が多いようだ。自分を取り巻く人間関係がうまくいかず、理解してもらえず落ち込む状態が多い。うつ病の人も少なくない」と、土井氏は人間関係で悩む最近の状況を指摘する。
職場や家庭内での人間関係で精神的なストレスに陥り、市内の病院の精神科などで診療する人も増加している。
土井氏は「病院では多くの患者を抱えており、一人の患者にかける時間が限られている。善し悪しでなく、現実問題として一人に30分、1時間もかけられない状態のようだ。カウンセラーは医療行為はできないし、しないが、その代わり、じっくり時間をかけ話を聞いて問題の解決を探る」と医療行為との違いを挙げる。
「悩みを抱えて、その状態から抜け出したいと考えている人がカウセリングの対象。人に知られずに心の悩みを解決したい人や職場などでどのように振る舞ってよいのか悩んでいる人などを主な対象にしている」と言う。
電話で予約を受け付ける。個別対応のカウセリングを行う。土井氏は「まずは相談者の話をじっくり聞く。悩やんでいる本当の問題は何かを本人が自ら気づくよう手助けする。手法はいくつかあるが、催眠心理療法を使うときもある。うたたねのような状態にして心の中にある本心を引き出し気づかせることも」と言う。
現在、同ルームでカウンセリングができるのは土井氏だけ。「精神的な悩みを抱える人やうつ病の人は、視野が狭くなり別な解決方法もあるのに気づけない。カウンセラーはそを気づかせるためのサポーター。人によりカウンセリングの回数も違い、すべての人の悩みを解決できるとは考えていない。ただ、今の状態から抜け出したいと悩み、苦しんでいる人なら、なんらかの解決の手助けはしたい」と話す。
カウンセリング料金は、80分で9800円が基本。電話受付および相談日は月曜から金曜日の午前9時から午後6時。問い合わせ先は、日本カウンセラー学院盛岡校カウンセラールーム銀のすず係(電話604−9773)。
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